tag:blogger.com,1999:blog-3636872937372639901.post3107912623185984696..comments2024-03-27T21:24:43.584+09:00Comments on 本の虫: 日本の参考書には図表が多すぎではないか江添亮http://www.blogger.com/profile/13387122818743087721noreply@blogger.comBlogger2125tag:blogger.com,1999:blog-3636872937372639901.post-26209743820572495012012-05-17T17:30:36.039+09:002012-05-17T17:30:36.039+09:00江添さんは、プログラミング言語という、言語的知性が重視される分野の本を読んでいるのでそう感じるのでは...江添さんは、プログラミング言語という、言語的知性が重視される分野の本を読んでいるのでそう感じるのではないでしょうか。<br /><br />私は今、機械学習関係のグラフ理論の洋書を読んでいますが、図表だらけです。<br /><br />ウェクスラー式知能検査などをすると分かりますが、<br />人間は、聴覚優位(言語的情報や聴覚からの情報のほうが得意)な人間と、視覚優位の人間に大まかに分けられます。<br /><br />僕は、おそらく視覚優位な人間ですから、文字だけで説明されると、わけがわからなくなります。(もちろん、とんちんかんな図表は何の役にもたちませんが)<br /><br />江添さんはどう考えても聴覚優位でしょうから、文章のほうが理解が用意なのでしょうね。Anonymousnoreply@blogger.comtag:blogger.com,1999:blog-3636872937372639901.post-39702846446623254732010-09-03T01:55:18.145+09:002010-09-03T01:55:18.145+09:00真実は、その逆だよ、逆。
いいかね?まず、人間の脳はその成り立ちから、パターン認識、特に文字よりも...真実は、その逆だよ、逆。<br /><br />いいかね?まず、人間の脳はその成り立ちから、パターン認識、特に文字よりも絵や写真のようなものをよく認識出来るように出来ている。一目瞭然という言葉があるように、適切に描かれた図表は非常に効果的に作用するのだ。はたまた、注意すべきポイント、大まかに分類した区分けなど、図やアイコンを使用して強調できる例は幾つもある。そして大抵の場合は、説明文と図表の距離が近いほど、内容に結びつけて理解できる。<br />いかにプログラミング言語の解説といえど内容を説明する文章があるからには、それを図解することができる…というより、読者にとってより良い方法は上で主張したとおりだ。つまり、図は多用すべきだ。何かをリファレンス的に、表として網羅するような内容なら別だが、順に解説するようなものはたいてい図表で解説できるはずだ。<br /><br />まあ、もちろんこれは理想的な図表が描かれて、それらが最適なレイアウトで配置されていた時の話だ。世の中には糞のような図表や考えもせずにまとめて置いた配置がゴロゴロしていることだろうから、仰るようなひどい参考書や技術書が溢れていることだろう。<br /><br />ひとつだけ言いたいことは、普遍的に技術書における図表が役に立たないと断じるのは無理だということだ。文章のみを使った本は、頭にそのまま入力しやすくはない。それは読者の能力が足りないのではなくて、脳の構造的にそういった作業に向いていないということからくる。海外の技術書でも、きちんと読者の方を向いて作られた本ならより読みやすいレイアウト、適切な図表を用いているぜ。Anonymousnoreply@blogger.com