2007-02-15

Japanese news paper ie funny joke paper

読売新聞:ネット競売に個人で大量出品、96%が表示義務違反
 インターネットで商品を競売するネットオークションに個人として大量に出品している人の96%が、特定商取引法に違反していたことが経済産業省の調査で分かった。  同法は、販売業者に住所や電話番号の表示を義務づけているが、個人は対象外で、IDだけを表示する“匿名出品”も可能。しかし、大量出品者は販売業者とみなされ、氏名や電話番号の表示義務が課される。  この定めに基づき、経産省は「ヤフー・オークション」「楽天オークション」「ビッダーズ」の大手3サイトを対象に、昨年7月から、個人として参加している出品者の中に販売業者とみなされるケースがないかを継続調査してきた。  その結果、出品者4121人のうち、11%にあたる452人が販売業者の条件を満たす大量出品者とみなされ、そのうち96%にあたる433人に表示義務違反が認められたという。大半は経産省からの注意メールを受けて是正したが、是正しない場合などには、毎月、同省がホームページ上でIDを公表している。  2月上旬には25の出品者がIDを公表されたが、すべてヤフー・オークションへの出品者だった。ヤフーでは「出品者が法令を順守することが望ましいのは言うまでもないが、我々が業者か個人かを見極めるのは難しい」と話している。 (2007年2月14日14時37分 読売新聞)
 すばらしく誤解させるタイトルだ。本当に、日本の新聞というのは、ジョークにしか思えない。このタイトルでは、出品者のほぼ全員が違反していると解釈される恐れがある。いや、少なくともエスパー能力のない自分は、そう解釈した。96%とは、特定商取引法で業者とみなされる出品者のうちの96%である。まあ、彼等は皆、法解釈上「個人」で出品していると思い込んでいるのだから、公開していなくても不思議はない。  しかし、どのくらい出品すると、業者とみなされるのだろう。  まあ、笑いたいときは、日本の新聞を読むに限る。ジョークの宝庫だ。

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