2008-02-25

ようやくXHTML1.1のDTDの読み方が分かった

XHTML1.1のDTDはわざと難読化しているとしか思えない。まあ、Visual Web Developerのインテリセンスに任せておけば、道をそれることはまずないのだが。

ところで、物のついでにそのほかの規格にも当たってみた。
まず、HTML 4.01は、とてもラフに書かれていて読みやすい。でも、規格書として、こんな調子でいいのかという部分もたくさんある。
XHTML 1.0は、HTML 4.01に付け加えるような感じだ。DTDは読みやすい。
XHTML 1.1は、悪くないのだが、DTDが激しく読みづらい。ちょっと理想に走りすぎじゃないのかという気はする
XHTML 2.0は、まだドラフト規格だ。これは……、日の目を見ることがあるのだろうか。確かに、使いたい機能もたくさんあるのだが
HTML5は、まだ始まったばかりの規格だが、好きになれない。video要素とかaudio要素を追加する必要ってあるのだろうか。objectではダメなのだろうか。まあ、実際あまりうまくいっていないけれど。style属性は排除されるべきなのだろうか。例えばこのようなブログで、ユーザが手軽に文字色を変えたい場合は、どうやって指定するのだろう。font要素はdeprecatedだ。しかしstyle属性も使えないとなると、#000000;から、#FFFFFF;までのすべての組み合わせを指定したCSSを書くべきなのだろうか。16777216通りのクラスセレクタが必要になるが、本当にそんなことをすべきなんだろうか。一応、何の意味ももたない、font要素があって、そこにstyle属性を指定できるという記述があるが、WYSIWYGエディタ向けの機能らしいし、使用が推奨されていない。これって、絶対規格無視されるよね。

ところで、このブログのテンプレートを変更して、記事が自動でp要素で囲まれないようにした。これからは、自分で正しいXHTMLを書くことにしよう。strictなXHTMLで書きたいが、問題は、このブログの上に表示されている、navbarだ。これはiframeを使っている。本来は、object要素を使うべきなのだが、IE7ですら、まともに対応してない以上、理想主義者の言に過ぎないのだろうなぁ。
もうひとつ、改行コードが自動で<br />に変換される機能を無効にした。先ほども言ったように、常に厳格な記述を実践するためだ。問題は、既存の記事の改行がなくなってしまうことだが、まあ、暇を見て、あまりにひどい記事は直すことにしよう。あるいは、稚拙な過去を振り返るために、置きとどめておくのも、いいだろう。

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