2009-07-18

Webの将来の発展のために

IEを死滅させるべきだ。IEは最悪のブラウザだ。IE6もIE7もIE8も、皆同様に価値がない。標準規格の準拠度の低さは札付きである。

ところで、ここに理解しがたい事実がある。このブログを閲覧する者のうち、四割はIEユーザーである。しかも恐ろしいことに、一割はIE6ユーザーである。已んぬる哉。

このブログは、個人的なブログで、とくに話題を限定しているわけでもないが、私の興味を引いたことしか書いていない。それでも尚、閲覧者の四割はIEユーザーであるという、この事実を如何せん。

どうすればいいのか。

6 comments:

  1. XHTMLを出力する Blog を作るなり借りるなりして、そこでコメントを発信すればいいじゃないですか。簡単なことでしょ。

    …まぁ、IEは、おそらく世界で一番テストされているブラウザです。
    それだけの実績があり、対応サイトは非常に多く、専用サイトも多いです。

    技術的には、クライアントスクリプトに Python/Ruby/VBS を使える唯一のブラウザであり、
    XMLHttpRequest を世界で最初に実装し、Vector グラフィックを利用できる他、
    PDF/FLASH/Sliverlight/Java など主要なプラグインは完全に動作します。
    今、W3Cで勧告されている仕様でIEで見ることができないものはXHTML1.1くらいでしょう。SVGはプラグインありますし。

    セキュリティ面では、数々の攻撃にあってきたためか、IE6の頃よりセキュリティ設定が豊富で、
    サイトによって動作させるプラグインその他を制限することができます。IE8からはさらに強固になりました。
    このあたりは他のブラウザではなかなかお目にかからない機能ですね。
    企業ユースでは、ActiveDirectory による集中管理や、自動操作が可能なのもポイントです。

    IE8 では、話題の microformats を利用した便利な拡張や、マルチプロセスによる安定化、
    Windows7で採用された新しいタスクバー(ITaskbarList3)に対応し、便利にブラウズすることが可能です。
    (対応しているのは、Safari4 と IE8 くらいしかありませんが ITaskbarList3 の機能はマジ便利。これ対応してあれば、もうタブいらんね)

    と、このようにIEはなかなか良くできたブラウザですから、駆逐は難しいでしょう。
    草の根でXHTMLやHTML5を利用していくしか無いと思います。
    もっとも、IEを駆逐される前に、それらが駆逐される可能性もありますが…

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  2. スクリプト言語は、Javascriptで不満はありませんな。
    プラグインに頼るのは、Webのしかるべき未来ではないでしょう。

    >W3Cで勧告されている仕様でIEで見ることができないものはXHTML1.1くらいでしょう。
    DOM level 2すらまともにサポートしていないのですが。
    その結果Javascriptが動かない。

    >サイトによって動作させるプラグイン
    そもそもプラグインを用いなければそんなことをする必要がない。
    現状では、遺憾ながらFlashが必要ですが、それもすぐ変わるでしょう。

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  3. 確かに javascript は良くできてますが、dojo や jQuery、YUI 等の実装を見ると、泣けてくるものがあります。
    効率を上げるために、変数名を短くしたり、include の代わりに、XHR でスクリプトを読んできたり、
    クラスを実現するためにプロトタイプを文字列としてコピーしたり…。
    他の言語なら、そんな苦労しなくても…と思うこともしばしば。好きですけどね、javascript。これからの時代には多少荷が重いと思うのです。

    もっとも、それらライブラリが便利になったおかげで、今やDOM Level 2 を直接叩くなどといった面倒なことは誰もやらなくなり、
    これらはクロスブラウザを謳っているのでIEだろうと、Webkitだろうと、だいたい似たような感じで利用できます。
    これらがある限り、IEでDOM2が直接扱えなくても、あまり困ることはありません。

    で、プラグインについては、おそらくかなり先まで無くなることは無いと思っています。
    動画については、(仕様レベルでは)ニコニコ動画のようなサービスを実装することが可能ですし、
    コーデックも四の五の言わずに、Windows Media Foundation でも、Quick Time でも使えるものは使えばいいわけですが、
    今後重要になるであろう3Dについては、現在何の標準もないので、各ブラウザで機能・実装がバラバラになる可能性があります。
    今後、地図を3Dで表示したり、商品映像を3Dでグリグリ動かす需要はますます増えていくでしょうから、標準が決まるまで待てない
    ベンダーは Silverlight や Flash を利用することになるでしょう。

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  4. そもそもプラグインに頼る事自体がブラウザの世界基準標準化の真逆を行く発想なんですよね。

    確かにFlashはこれからも10年先まで進化を続けて使われ続けるでしょうが、それが健全だとは考えにくい。
    Javaアプレットでやろうとしてたことをどんどん実現してくれた功績は高いし、AS3.0の実力も評価が高い。

    PDFのようにISOなどに標準化されればもはや単なるプラグインという扱いを超えているので、Flashもそういう方向へ行くならそれも歓迎されることかもしれない。

    ところが根本となるブラウザの進化や標準化といった健全な進化を妨げているのは筆頭としてIEの名が挙がるのは歴然とした事実です。

    せっかくCSSというものがあっても台無しにしてくれるのはIEだし、せっかく初心者ユーザーがGoogleMAPという便利なサイトを利用してもIEだと動作が遅く、頻繁に落ちる。
    GoogleMAP程度一般向けの物がまともに使えないならAjaxやAHAHといったJavaScriptの進化系技術はIEユーザーには”何故か”使いにくい代物になってしまう。

    で、GENOウイルスだかいうのがAcrobat readerやFlashプラグインのセキュリティホールを狙ったのは記憶に新しいわけで、ブラウザの無数のプラグインにもセキュリティホールが散在したりして、新しいプラグインが増える度にセキュリティホールや脆弱性が増える未来はまっぴらごめん。

    iPhoneやAndroidのような携帯モバイル機が携帯電話の範疇を超えて進化するときの妨げにもなりますよ。

    仕事で他人様のPCの不具合を直す仕事をすることがあるのですが、各社ポータルサイトやデジカメメーカーのツールバーだらけになっているIEを見かけますが、このようなプラグインが増えれば当然のようにIEの動作は不安定になる。

    ブラウザはPCオーナーの選択の余地があるが、何でもかんでもプラグインに頼るとコンフリクトを起こしたりと碌な事がない。

    数年後にはウルトラモバイルないしノートPCに取って代わって携帯電話がその役目を果たす時、緊急のセキュリティアップデートのために頻繁に待ち時間が発生するのを善しとしないならば、ブラウザにはブラウザ本来の仕事ができるようになってほしい。

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  5. ブラウジングを便利にするプラグインは決して無くならない思います。断言してもいいです。
    ブラウザをOSのUIにしようとする企業が現れるくらい、ブラウザは身近になってきましたが、より高機能を求めるなら、プラグインという仕組みは外せないでしょう。
    幸い、セキュリティについては、Snow Leopard 版 Safari4 のように、プラグインをサンドボックス上でうごかすことでだいぶ改善されています。

    また、Greasemonky に代表されるユーザースクリプトも立派なプラグインです。こちらは、クロスドメインでスクリプトをダウンロードし、実行することができる上、書き換えも簡単というセキュリティ上、非常に悪質なものですが、無いと生きていけないという人も多いくらい、中毒性の高いものです。プラグインのせいで Firefox を更新できないひとまでいるくらいです。

    現実問題としてプラグインは新技術導入において、非常に便利な仕組みです。そして、それらはシェアの高いブラウザでテストされるため、多数のユーザーが機能を利用できることになります。ですから、人々は旧バージョンのFirefox や IE を捨てる必要はどこにもないわけです。

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