nVidiaが立体視に力を入れているというのは、ドライバのコントロールパネルに、そのような項目があることからも伺える。ところが、120Hzの液晶ディスプレイが必要だったり、専用眼鏡が必要だったりと、何かと敷居が高い。第一、実際に体験した人のレビューを聞かない。
と思っていたら、とうとう見つけた。
「佐藤カフジのPCゲーミング道場」 最新の3D立体視デバイスでPC版「バイオハザード5」をプレイ! - GAME Watch
現行では、ディスプレイを手に入れるのも一苦労らしい。しかも、WUXGAではない。
レビュー内容は、かなりのベタ褒めである。もっとも、これはスクリーンショットなどで確認することもできず、実際に自分で試してみるまでは分からないので、この記事が正しいかどうかは、分からない。
ステレオ効果OFFの場合、「テストA」で70.9fps、「テストB」で39.5fps。ステレオ効果ONでそれぞれ42.1fps、30.0fpsとなった。ステレオ効果OFF時に比べると、ON時ではそれぞれのテストでおよそ60%(40%ロス)、75%(25%ロス)のフレームレートになっている。
また、ベンチマークの結果を別の視点で考えると面白いことがわかる。「テストA」に対して「テストB」でどれだけフレームレートが低下しているかに注目すると、ステレオ効果OFFの場合45%ほどの低下がおきていることに対し、ステレオ効果ONの場合は29%ほどの低下にとどまっている。
数学には詳しくないのだけれど、パフォーマンスというのは、Frames per Secondではなく、Seconds per frameで表現した方が分かりやすいと思う。今、試みに、Milliseconds per frameを計算してみると、
テストA: OFF 14.1043724, ON 23.7529691 (OFFに比べて、68.4%のパフォーマンスの低下)
テストB: OFF 25.3164557, ON 33.3333333 (OFFに比べて、31.6%のパフォーマンスの低下)
「テストA」に対して「テストB」でどれだけパフォーマンスが低下しているかというと、
OFF 79.4%, ON 40.3%
フレームレートで考えるのは害悪だと思う。この記事では、パーセントを使っているので、まだマシなもの、たまに、「FPSがいくつ上がった」などという言葉を平然と使っている文章を見かける。
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