2009-10-06

予備自補:特別な体験について

予備自補というのは、どこか、自衛隊の宣伝的な所がある。その体験を、他人に語って宣伝しろとも言われている。今回は、予備自補の訓練の中で、民間ではあまり体験できない訓練を紹介しようと思う。

戦車に乗る

戦車に乗ることができる。私の場合は、74式戦車に乗った。ただに乗るだけではなく、弾の装填も経験できたし、色々と質問をすることもできた。弾の装填は、かなり難しかった。聞説、常備は四秒で装填できるように訓練するらしい。ある人が、「弾を何発積めるのか」と質問したところ、「答えられない」ということであった。まあ、戦車の容積と、弾の容積を考えれば、ある程度の予想はつくだろう。

ヘリに乗る

ヘリに乗ることができる。名目は、航空偵察といって、空から地上を観察すると、どのように見えるかということを学ぶためである。ヘリは、民間でも、多少金を出せば乗ることができるが、そこまでして乗る人は、あまりいないだろう。

レンジャー体験

レンジャー体験といっても、飲まず食わずで何日も山野を駆け巡る様な訓練ではない。ロープを使って、垂直の斜面から降りる訓練や、水平に張られたロープの上を移動する訓練を行う。消防などでも、このような訓練はするだろう。垂直に降りる訓練は、かなりの恐怖感がある。ただし、実際は結構安全である。やり方さえ知っていれば、筋力はあまり必要ない。ただし、レンジャー隊員の様に、素早く降りるのは無理だった。水平に張られたロープの上を移動する訓練は、結構筋力が必要であった。レンジャー隊員は、やはり速かった

催涙ガス

私はまだ経験していないが、ガスマスクの訓練で、催涙ガスの体験をする。聞説、涙、鼻水、よだれが止まらなくなるらしい。

本物の銃が扱える。といっても、私は、特に銃に興味があるわけではないのだが、かなり興味深い体験であることは間違いない。日本の民間で、銃を扱うということは、まずないからだ。もちろん、すぐに撃てるわけではない。基本教練をしっかり覚えて、銃の分解結合ができ、射撃姿勢の訓練を終えてからだ。

トラック

訓練によっては、別の駐屯地に移動することがある。その時、自衛隊のあの無骨なトラックに乗ることができる。あまり乗心地は良くないが、気分がでることは確実である。

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