ようやく式まで目次が進んだ。式である。我々がよく、「演算子」と呼んでいるものも、そうでないものも、一括りに、式というカテゴリに入る。
目次の名前が難しい。たとえば。Static castだ。一体どのような目次にすればいいのだろうか。
そのまま使うのか。
Static cast
あるいは、訳すのか。
静的キャスト(Static cast)
あるいは、キーワードにしてしまうのか。
static_cast
キーワードの使用は、あまりよいとは思われない。Static castは、訳さず、このまま目次にした方がいいのではないかと思う。
規格に忠実に考えると、インクリメントとデクリメントは、二種類あって、それぞれ別々の章に分けなければならない。前置と後置である。前置は、前置式のカテゴリに入るし、後置は、単項式のカテゴリに収まる。
もっと難しいのが、四則演算子だ。減算演算子というものは、存在しない。Additive operators(加算的演算子)というのがあって、その配下に、+, -がある。
同様に、除算演算子とか、剰余演算子などといったものもない。すべて、Multiplicative operators(乗算的演算子)というのがあって、その配下に、*, /, %がある。
まあこの辺は、そのカテゴリの下で、一括して説明すればいいかもしれない。
細かいところでは、配列の添字を取る演算子、operator [] はなんと呼ぶのが一般的なのだろうか。英語では、subscriptingという。添字演算子、配列演算子。どうもしっくりこないな。
こんなblog記事を発見しました。ご参考までに。
ReplyDeletehttp://d.hatena.ne.jp/shorebird/20100129#1264772220