追記:寄付のおかげで形になるまで執筆が続けられました。本の虫: C++11参考書の公開:C++11の文法と機能
私のC++0x本の執筆活動のため、寄付をお願いします。
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説明
私は今、C++0xの参考書を執筆している。この本は、C++0xの新機能はもちろんのこと、既存の参考書で、なかなか説明されることがなかった、名前探索(Name lookup)や、オーバーロード解決(Overload resolution)、テンプレートのインスタンス化(Instantiation)と依存名(Dependent name)といった、言語の規格上の定義を、詳しく説明する本になる。また、日本人の手によって書かれた本としては、おそらく初めて、規格を参考にして書かれる、総合的な参考書となるはずだ。
私は、既存の日本人の手によってかかれたC++の参考書に、満足していない。入門書はある。入門書は。しかし、いずれも、特定のコンパイラや、環境の挙動に依存していたり、規格への理解が乏しい者の手によって書かれた本ばかりである。C++の良書と呼ばれている日本語の本は、たいてい、翻訳本である。私は、これを打ち破りたい。幸い、私は規格を読むだけの能力がある。
我々は、プログラミングの教育に、多大な費用をかけている。大学は、専門の科を設けているし、専門学校も数多くある。その教育に、参考書を一冊も使わないということがあるだろうか。インターネット全盛の世といえども、いまだに、まとまった情報が載っている本の価値は高い。
C++0xは、規格制定後のC++初の、メジャーな変更である。MSVCやGCCは、早くも、一部機能を先行実装し始めている。
参考書の執筆は、時間がかかる。今から取りかからなければならない。しかるに、C++0xの規格は、いまだドラフト段階である。規格が制定されるには、なおも数年を要する。まだまだ、大きな変更がいくつも控えている。私の時間の大部分は、ドラフトの変更点を追いかけるのに費やされるだろう。
執筆には、フルタイムの時間が必要である。思えば、今まで誰も、まともなC++の参考書を書かなかったのは、時間の問題もあるのではないか。
金の問題がある。金が必要だ。第一、私は生活していかなければならないし、何をするにしても、金が必要だ。しかし、金のために働いていては、本を執筆する時間がない。
先週から、金の問題を思案した私は、とうとう、寄付を募る決断をした。果たしてこれが正しい方法なのか。そもそも、寄付は集まるのか。寄付と贈与税の関係はどうなのか。いろいろと悩みはある。しかし、この日本には、C++0xの参考書が必要であるし、贈与税は、110万円の控除額を超えてから考えればよい。このままでは、数カ月もしないうちに、貯金がつきる。やるより他にないのだ。
寄付金は何に使われるのか。
まず、私の執筆中の衣食住の費用に使われる。食費、家賃、光熱費等だ。私の貯金は、すでに逼迫しており、早急に金を手に入れなければならない。最終的には、働くしかないが、その場合、執筆のために使える時間が減ってしまう。
次に、新しいハードウェアを買うために使われる。現在、私の電源ユニットのファンは壊れており、けたたましい音を発している。去年の夏も、この状態で乗り切ったので、熱暴走の危険はないが、不安はある。もし、今のハードウェアが壊れたら、私は執筆を続けられない。また、できれば、ラップトップが欲しい。インターネットにつなげられ、PC用のモデムとしても使える、スマートフォンも欲しい。
最後に、もし、寄付金が十分に集まれば、C++標準化委員会の国際会議に出席できる。これは、年に数回、約五日間ほどのスケジュールで開催されている。C++に対する提案は、ML等で議論をしたのち、この会議での議論と投票によって、規格入りが決定される。この国際会議に出席したい。この会議に出席することで、私のC++への理解度が、さらに深まるし、最新の変更点を追うのも、容易になる。現状では、会議終了後のmailingを追わなければならない。
しかし、国際会議に出席するのには、カネがかかる。往復の交通費と、一週間分の宿泊費だけで、相当な費用がかかるだろう。私は海外旅行をしたことがないので、相場が分からないが、決して安くはない。
たとえば、次の会議はピッツバーグで五日間行われる。というより、今まさに行われている(3月8日~3月13日)。
なにしろ、旅客機で行くのである。時刻表はよくわからないのだが、当日の朝に現地について会議出席、会議終了の夜に飛行機に乗って帰国などといったギリギリのスケジュールは、期待できそうもない。それを考えれば、前日着、翌日帰国となり、最低六日間の宿泊が必要である。ピッツバーグのホテル代は相場はいくらなのだろうか。
ちなみに、その次はスイスのRapperswilで行われる。
目標寄付額の目安:いくらあれば何ができるか
- 数十万円
-
生活費として、急場をしのぐことができる。このままでは生活できないという問題を、しばらく先送りにできる。
- 百万円
-
当面の生活費にあてることができ、生活が安定する。
- +数十万円
-
新しいハードウェアを購入できる。
- +数十万?円
-
C++標準化委員会の国際会議に、一回出席できる。
貴方はまず、働くべきだ。
ReplyDelete国民のたった3つの義務の内、二つも果していないことを恥じるべきだ。
貴方が乞食をする羽目になっているのには、理由がある。
二つのうち一つは勤労の義務とか言わないよね?
ReplyDelete↓少なくともこれを見た人は寄付なんてする気も起きない。
ReplyDeleteお前まさかIEみたいなクソブラウザ使ってるっていうのか? アホか? もっとマシなブラウザ使えよ。速いし規格準拠だし、無料だぜ。
男気 を使っても IEみたいな~ が表示される。
ReplyDelete金を借り、日本に必要だというC++0xの参考書を書き上げたその利益で返済すればいいのでは?
ReplyDeleteただ寄付するだけじゃ損。つまらない。
ReplyDelete寄付ってそう言うもんかも知れないけど・・・
何か特典が欲しいよね~
WebMoneyなら お力になれるのですが...。
ReplyDelete調べ物をしていて、役立つ記事があったので額次第なら協力してもいいかなと思っていたのですが、好きでIEを使っているのに馬鹿にされたらそんな気も失せます……。
ReplyDeleteせめてその表示を削ろうよという言葉を、記事で助けられたお礼の代わりとさせていただきます。
本当にやる気(執筆のやる気)のある人は仕事しながらでもやれるよ。執筆にフルタイムの時間が必要…とかいってる暇あったら、今ある時間を有効にやりくりして一ページでも書いたら?
ReplyDelete銀行口座指定でも入金出きるように
ReplyDeleteしていただけるとありがたいのですが・・・。
同じプログラマとして、執筆するために必要な経費ならば寄付しても良いが、執筆を言い訳にして働かざる者の生活費を援助する必要はないだろう。
ReplyDelete本の執筆ができないというのなら、まずは納税というカタチで日本国に貢献して下さい。
ちゃっかりいくらか集まっちゃってるみたいだけどさ。
世の中甘く見てるよね。
寄付を募り始めてからそろそろ2年が経ち、C++0xも晴れてC++11になったけど、執筆中とかいう本はいつ出るのだろう? どこまで進捗してるのだろう?
ReplyDelete仕様書も工程表もないプロジェクトだよねこれ。芸術作品でも書いてるつもりなのだろうか。寄付した人はよく金だそうという気になったものだ。
予想するに、本はいつまで待っても出やしないよ。理由は簡単。本を出してしまったら寄付を募る口実がなくなるから。
さてこんぐらい書いときゃとっとと本を出そうって気になってくれるかな。ちょっとは期待してんのよちょっとは。寄付する気はさらさらないけどw
日本人の気持ち悪い部分が凝縮されたようなコメントばかりですね(自分の意見に過ぎないものを社会の総意であるかのように表現するいつものやり口)。
ReplyDelete何冊かに分けてでも構いません。早く本を出して欲しいです。この際PDFでも構いません。どの程度まで出来上がっているのかも、いつ出るのかもわからないのに寄付するとか...ちょっとどうかと思います。
ReplyDelete寄付しようかと検討しておりますが、
ReplyDelete執筆の進捗状況や今後の見通しなどは
どこかで確認できるのでしょうか?
働けニート
ReplyDelete自由なソフトだかなんだか知らないが、この寄付は募金詐欺もしくは寄付金詐欺じゃないのか?そうじゃないというなら、自由なソフトとかはどうでもいいから、募金詐欺について思うことをブログにポストしろ。
ReplyDelete尊敬すべき人だと思っていただけに、残念だ。
で、本の進捗はどうなってるの?
ReplyDelete詐欺に見えるんだけど。
今、テンプレートを書き進めています。
ReplyDelete2年前に寄付を始めて、今迄何をやっていたのですか???
ReplyDeleteいやいやいやいや、完全詐欺だろその進捗。
ReplyDeleteどうでもいいエントリーしてないでさっさと進捗と今後の予定でも作って公開してコミットしろよ。
俺がこの寄付について批判的なコメントをしたんだが、結局やっぱり俺の言ったとおりだったな。
ReplyDeleteそもそもなんでこんなに寄付があつまったんだか。自作自演の金額もあるのかしらんけど、もしないならこれだけの金額を何に使ったんだ。。。
書籍の執筆への寄与という観点では、寄付のみではなく、朱筆校正などの本そのものに対する作業もあると思っています。そういう観点から、現在できているところまででいいから、ぜひ公開していただきたいと思います。それについて意見などができるから。多くの人の意見を聞いて生硬な部分を直したり、あるいは勘違いがないかどうか確かめたりして、良い書籍ができると思うのです。
ReplyDeleteクレカ等を使わないことにしているので寄付はできませんが、そういった寄与であれば、できる範囲でやってみたいと考えています。
上の多数のコメントに対して納得の行く解を出すという意味でも、ぜひ現状までの内容を見せてもらえないでしょうか。だいぶ前の「テンプレートを書き進めている」という以降の状況もちっともわかりませんし…。テンプレートの内容を書いていたのなら、今はSTLなんかに言及しているところでしょうか??
以上、宜しくお願いいたします。
寄付を募り始めてからから3周年記念日カキコ
ReplyDelete寄付金返せ、お前のやってる事は詐欺だ。
ReplyDelete騙される奴が悪いだろww
ReplyDelete先を越されちゃいましたね
ReplyDeletehttp://www.amazon.co.jp/dp/4774157155
そういえばこちらはどうなのかなと思って見に来ました
出来上がった本をGPDLで公開する予定はないのですか?
ReplyDelete明らかにTwitterやりすぎだね
ReplyDelete誰が見てもC++よりLinuxの人になっているように思えます。
ReplyDelete例えば、執筆した内容を電子書籍化して順次リリースしつつ、寄付を募ったほうが良いのではないでしょうか。
今、GNU Autotools を学ぶ必要はないだろう。
ReplyDeleteやるべきことは C++ の参考書の執筆だな。
Twitterで以下の発言。C++の本は死んだ木だから出さないだろう。
ReplyDelete> 8月5日:この2013年では、情報流通のコストは
> 信じられないほど下がった。もはや死んだ木は
> お呼びではない。
早く書けよニート(笑)
ReplyDelete進捗ありますか?
ReplyDelete進捗どうですか?
ReplyDelete寄付金詐欺って犯罪だよね。そんなことも知らないの?
ReplyDeleteこの人、流行物の翻訳とか感想文なら
ReplyDelete書けるようだが、所詮それだけだね。
その自覚も十分にはないみたいだ。
生活が不自由ならば、自由なソフト・ハードおよびそれらに関わることのできる仕事を求める余裕すらないことに、貴方も薄々気付いているのでしょう。
ReplyDelete崇高な信念を持つのも別に構いませんがね。