2010-05-21

ソフトウェア特許のあり方

VP8 コーデックのライセンスについて - by edvakf in hatena

というか、これは最近はやりの手である。A社が、B社を、特許侵害で訴える。しかし、B社は、その特許で争う代わりに、別の特許を、A社が侵害しているとして反訴する。結局、うやむやになってしまう。この手法は、実にうまくいく。

しかしこれは、特許申請という、実に金と時間のかかる事務手続きができるほどの体力を持つ大手にしかできない手法である。そのため、大手は特許によりますます強く、ますます市場を独占してゆく。

ましてや、昨今のソフトウェア特許は、「当たり前だろハゲ」とか、「そんなのコンピューターが存在する以前からあったわボケが」などとツッコミたくなる内容だらけである。

これによってこれをみれば、現在の特許の仕組みは、何か根本的におかしいのではないかと思う次第である。

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