Pixivが小説機能を始めるようだ。
よく、Pixivを真に楽しむには、ROMではなく、自分で絵を描くべきだという意見を聞く。確かに、MixiのようなSocial Networking Serviceや、TwitterのようなMicro bloggingは、ROMに徹するだけでは、参加しているといえない。同じように、絵の投稿サービスを提供しているPixivも、参加していると言えるためには、自分で絵を描かなければならない。それは、一理ある。しかし問題は、絵を描くというのが、かなり個人差の激しい能力であることだ。
例えば私のような絵心のない人間が絵を書いても、棒人間より他に描くことができない。いや、それどころか、棒人間ですら、難しいのだ。例えば、xkcd: Froggerというサイトがある。これは棒人間のcartoonを掲載しているサイトであるが、この人の描く棒人間は、相当うまい。これは、私には描くことができない。
しかし、小説の投稿サイトなどというものが流行るであろうか。絵は、サムネイルを見ただけで、その巧拙がある程度は判断できる。しかし、文章には、サムネイルなどというものは生成できない。しかも、その文章の巧拙は、実際に読んでみなければ、判断できない。果たして、Pixivのような、多数のユーザーが作品を投稿するようなサイトで、小説などという機能が流行るだろうか。
一体どんな小説を想定しているのか。まず、これはPixivであるから、小説に絵をつけることができる。というより、絵に小説をつけると言ったほうが適切だろうか。
Pixiv内で、作品を閲覧するのには、主にランキング上位をみていくか、検索を行う。どちらも、多数の作品一覧から、興味をひく作品を探すという形になる。長文小説は、あまり好まれないだろう。もちろん、小説の面白さは、文章の長さで決まるわけではないから、これをもって批判するのはあたらない。また、サムネイルでは何も確認できないほどの長さの漫画が、巨大な一枚の画像として投稿されることもある。とすれば、必ずしも短くなければならないということもないだろう。
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