clangを検証した結果、現在入手できるC++コンパイラーの中では、最強だということが判明した。C++11の主要な機能はほぼすべて網羅している。さらに、規格準拠度では、gccよりも信頼できる。
あとは、標準ライブラリだ。clangはgccとABI互換を持っているので、gccのstdlibc++とABIライブラリが使える。ただし、llvmで開発中の標準ライブラリがある。libc++だ。
ただし、まだドキュメントが不足している。それに、これだけでは使えない。この下に更に、ABIライブラリが必要になる。これも、llvmで開発してる。
"libc++abi" C++ Standard Library Support
こちらはさらに時期尚早だ。
このふたつが完成すれば、clangは完全になるだろう。いまclangへの移行を阻むのは、過去の資産とgccの膨大なターゲットアーキテクチャぐらいなものか。ただし、clangには未来を感じる
ところで、いまclangを不自由なMSVCに対応させるべく頑張っている開発者の怨嗟の声が聞こえてくる。次の不自由なMSVC11も、やはり悲惨な出来らしい。もはや、不自由なWindowsには未来がないのでどうでもいいのだが。
ただ、ラムダが使えない..
ReplyDelete3.1から使えます。
ReplyDeleteもはや、サポートしていないのはInheriting Constructorしかありません。
ただし、Inheriting Constructorは、おそらくC++11におけるexportとなるでしょう。
libc++をWindows上で使いたいのですが、どういった方法がありますでしょうか?とてもお詳しいようなので、ぜひご指導いただければと思いまして。調べてもほとんど資料が見つからないのです。
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