最近、運動をしていないので体がすっかりなまっている。そこで、筋トレでも始めようかと思い、何はともかく腕立て20回と腹筋数十回をした。それ自体は難なくこなせたのだが、翌日から筋肉痛でまいっている。あまりにもひどいので、続けることができない。とりあえず、この筋肉痛が収まったら、数を減らして徐々に慣らしていくしかない。
まだ二十代だというのに、もう体の衰えを感じる。昔は思う様に運動しても、翌日に疲れが残ることなどなかったのに、いまは手加減して運動しなければ、簡単に体を痛めてしまう。歳を取るというのは悲しいことだ。
歳を取るといえば、最近は嗜好が様変わりしている。たとえば味覚だ。あまり脂っこいものを食べたいと思わなくなった。むしろ、野菜が非常にうまく感じる。特にナスがうまい。私は子供の頃、ナスが嫌いだった。特に、子供の頃親がたまに作っていた、ナスをそのまま焼いたものとか、だし汁で煮ただけのものが、非常に嫌いだった。しかしいま、試しに特に味付けもしない焼きナスや茹でナスを食べてみると、非常にうまく感じる。まったく、不思議なものだ。
漫画やゲームなども、あまり興味を示さなくなった。漫画は全然読んでいない。確か去年あたり、ムダヅモなき改革という漫画を読んだはずで、それはそこそこ面白かったが、とにかく楽しめる漫画はない。
思うに、大手のAAAタイトルに興味を示さなくなったのが大きいのではないかと思う。これらの大御所による有名で大規模な漫画やゲームは、作成に相当の金や人手がかかっていて、たしかに素晴らしいのだが、何か、本質的な面白さが足りないように思う。金や人手がかかるので、できるだけ多くの大衆に受けるように、トゲのない無難な作品に成り下がっている。これは単なる主観的な印象なのだが、どうも今の漫画やゲームは、すでに人気の大御所による長期的なAAAタイトルが増えすぎてしまったのではないだろうか。漫画は人気の出た作品を延々と続け、ゲームは有名な作品の続編やリメイクばかり。新しいものが何もない。
そんなわけで、今はPixivなどで、名も知られていない趣味で描いているような絵や漫画をみるほうが面白い。少なくとも、既存の枠組みにとらわれないような新しい漫画に出会える可能性がある。大手商業誌では、もはやそんな可能性はないのだ。
文章もそうだ。もはや、今の文章に読むべき価値のあるものはない。真に価値のある文章は、平安末期から鎌倉時代にかけて書かれ尽くしてしまった。とくに、この頃に書かれた説話集は、非常にすばらしい。
もちろん、これは公平ではない。数百年、千年と残っている文章は、残るほど多く読まれてきた文章である。しかも、当時は著作権などなく、原文のまま残すなどという習慣すらなかった。特に平家物語で著しいが、常に改良が加えられていった。今の玉石混淆で改変できない不自由な文章より、質が高いのは当然だ。
加齢ではなく老化なのでは。
ReplyDeleteはじめまして、
ReplyDelete多分、腸内の乳酸菌が不足して消化(血行)不良になっているんだと思います。
乳酸菌は、お米のぬかの部分に多いのでときどき玄米を食べるといいんですが、
お米のとぎ汁をペットボトルで醗酵させる方が手軽かもしれません。
筋肉痛には酢とクエン酸が超効きますよ。
ReplyDelete適当な濃さの酢とクエン酸の水溶液をコップ1杯作って、運動する前に飲みましょう。
運動後の苦しさがまるで違ってきますよ。