Web上で使えるベクトルグラフィックフォーマットの必要性は早くから認識されていた。そこで、W3Cが1996年に公募したところ、1998年には、六種類の競合するフォーマットが集まった。
それぞれに違っており、またフォーマットを背後についている組織の思惑も様々だった。たとえば、Adobeは、PGMLは提案に過ぎず、W3Cでの変更は喜んで受け入れるという姿勢だったし、Microsoftは、VMLはすでに実装されて出荷された製品のドキュメントであり、W3Cが変更することはできない、という姿勢だった。
結局、W3Cは公募されたフォーマットを選ぶことなく、またどれかを改良することもなく、独自にフォーマットであるSVGを策定することになった。既存のフォーマットは当然SVGに多大な影響を与えた。
結局、まともに実装が下々の利用者にまで提供されて、使えるようになったのは、ここ数年の話だ。
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