2012-10-05

邪悪なEPUBを支援してはならない

日本のEPUBの策定団体が、時間の問題で政府の支援を受けられないから支援してくれといっているが、支援してはならない。なぜならば、EPUBは邪悪だからだ。

EPUBの規格は、設計的な欠陥であるDRMを利用を許可している。これは許しがたい蛮行であり、人道上の罪である。

EPUBは本来、必要のないフォーマットである。すでに、HTMLやCSSといったドキュメントや表現方法の記述言語は、直接使うことができるのだから、それを使って書けばいいのだ。現に今読んでいるこの文章は、HTMLやCSSを直接使っているではないか。もちろん、通信経路で圧縮することはできるとしても、それは通信経路の話だ。複数のデータをまとめる必要があるにしても、アーカイバや圧縮方式には多数の有名なフォーマットがあるので、どれかを使えばよい。書籍のような広範な表現方法をもつもののパッケージ方法をひとつに定めることは不可能だ。

大抵のEPUBの内部のHTMLは、細かく分割されており、非常に使い勝手が悪い。

縦書きなどの表現方法のために、HTMLやCSSを改良するのはいいことだが、EPUBのようなDRMの利用を許す邪悪なフォーマットを策定してはならない。

4 comments:

  1. これはまた酷いFUDだ。EPUBにDRMの機能が含まれていてもEPUBでフリーなコンテンツは作れると思いますが。

    GCCは独占的ソフトのバイナリを吐くこともできるからボイコットしますか?

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  2. HTMLの規格にはプロプライエタリなフォーマットのオブジェクトを埋め込める機能がある。HTMLは邪悪なので使ってはならない。
    ……とか言い出しそうですね

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  3. 勇み足だったと反省するのかそれともあくまで主張を押し通すのかぐらい言えないの?

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  4. GCC云々というのは詭弁でしょう。

    むしろこれからHTML、ハイパーテキストにDRMを掛けようとする連中も関係各所から涌いて来るんじゃないですかね(もういるかも)。

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