UbuntuのUnityレンズに、アマゾン検索を搭載することについてストールマンに意見を求めたところ、「Canonicalは政府にデータを引き渡さなければならなくなるだろう」という答えが得られた。
これは当然だ。政府はあるデータが存在すると知ったならば、知りたがるからだ。政府は、データを引き渡さないことを違法にできる。そのため、Canonicalがいかに信頼できるとしても、遵法のためには、政府にデータを渡さざるを得ない。
また、ストールマンは以前から、アマゾンはDRMを推進し、労働者の待遇がひどく、書籍の検閲を行い、さらに労働組合の抑制や住居に侵入した者は問答無用で撃ってよい法律などを推進している右翼ロビー団体ALECのメンバーであるので、アマゾンから物を買ってはならないとも主張している。
何度も言うが、Unityレンズはローカルのファイルやソフトウェアを検索するために用いられている。ローカルのファイルやソフトウェアのみを検索する意図で入力した検索クエリーを外部に漏らすなど論外である。
Ubuntu 12.10では、以下のコマンドを実行すべきである。
sudo apt-get remove unity-lens-video unity-scope-video-remote unity-lens-shopping unity-lens-music unity-lens-photos unity-lens-radios
あるいは、ディストロを変えたほうが良い。Ubuntuを使うという事は、このようなプライバシー漏洩行為を推奨しているとみなされる。
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