2012-11-22

またボジョレー・ヌーボの季節だ

どこもかしこもボジョレー・ヌーボだらけだ。ほとんどのコンビニでボジョレーを置いているのだから、一体日本だけでどれだけのボジョレーが存在するのやら。

ハイエクは自由市場こそ最も効率的な流通方法であると言ったので、自由市場が何をどれだけ売ろうが私の知ったことではないが、ボジョレーは廃棄も多いのではないかと思う。

私には酒の良さがわからないし、仮に飲むとしても蒸留酒を舐めるように飲むほうが好きで、ビールやワインをがぶがぶ飲むのは好きではない。したがって、ボジョレーは未だかつて飲んだことがない。

日本人は初物を好む文化があるとはいえ、今誰も、初がつおを争って食べたりなどしない。お茶や米は、古いより新しいほうが好まれるかもしれないが、何も先を争って食べるものではない。米については、少し古い米を使ったほうがいい料理もある。

というわけで、ボジョレー・ヌーボは、単に商業主義のマーケティングの結果、無理やり流行らせようとしている賞品である。

バレンタインならば、ブロックチョコレートが安く売り出されるので、それなりに利点もあるが、ボジョレー・ヌーボは私にとって何の利点もない。

と、取り留めのないことを書いた。

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