Sony Pirates KDE Artwork | blogs.kde.org
音楽CDにルートキットを仕込み、プレイステーションというデジタル制限管理機能付きの所有者が管理者権限を取得できない制限コンピューターを販売している企業であるソニーのWebサイト上で、KDEのシステム設定アイコン用のレンチとマイナスドライバーを組み合わせたLGPL3でライセンスされている画像が使用されている。また、ソニーのコンピューターのUEFIファームウェアにも、このKDEの設定アイコンが使われている。しかし、Webサイトの利用規約には、Webサイト上には、LGPL3ライセンスのことは一切言及せず、またWebサイト上の商標、著作権、その他所有権を侵害した場合には、民事、刑事上の責任を負うと書かれている。
また、ソニーのWebサイトの利用規約には、「このサイトへのいかなるリンクにも、事前に許諾が必要である」としている。
さて、KDEはソニーをLGPL3違反で訴えるのだろうか。Webサイトの方はすぐに利用を中止できるだろうが、UEFIのファームウェアの変更はいかにも難しい。
ただし、ライセンスが文字通り劣ったGPLであるLGPLなので、あまり問題にはならないのではないかと思う。とりあえずライセンスさえ表示しておけばいいのではないか。
ただし、LGPL3ということは、Tivoization対策とか、デジタル制限管理(DRM)を法的にDRMだと認めることを放棄する(DRM破りが違法になることへの対策)はずなので、色々と面白いかもしれない。
どこかのブログ管理人はCC BY-NC 2.5の画像をGFDLでライセンスしてる記事で公開してるらしいですよ。
ReplyDeleteライセンス違反するやつって本当に何考えてるんでしょうね。
まあ、この記事を書いた時に来るだろうと思っていたツッコミですね。
ReplyDelete一応、引用の範囲を超えてないつもりなんですがね。
この件でも明らかなように、著作権にはもっと制限を加えるべきだと思います。