W3C Declares DRM In-Scope For HTML - Slashdot
既存のHTMLMediaElementを拡張して、DRM実装のための基盤を設けるW3C規格のドラフトが、Google、Microsoft、Netflix社員を著者として出された。
もちろん、DRMはその実装方法が秘密であることに頼っている設計上の欠陥であるから、詳細を規定できるはずがない。この規格は、不自由なプラグインであるContent Decryption ModuleとJavaScriptとのインターフェースを提供する規格となっている。結局、このCDMはFlashやSilverLightと同じクソだ。
これはオープンで実装が容易な規格を規定するW3Cの精神に反するものであり、W3Cの領分ではない。
public-html-admin@w3.orgでは、DRMに反対する者と、NetflixとApple社員が激しく議論している。Netflix社員は、秘密の復号化を行うハードウェアを搭載したコンピューター上では、オープンソースなメディアプレイヤーが実装可能だとたわごとをはいている。それは単に秘密の復号化手順を秘密のハードウェアに移譲しただけだ。
public-html-admin@w3.org from February 2013: by date
Digital Rights Management - Private User Agent Community Groupに書いてあるように、この邪悪なDRM規格をサポートしている企業は以下の通り。
Google, Microsoft, Netflix, Adobe Systems, Comcast, CableLabs, Cox Communications, NBCUniversal, BSkyB, Irdeto, Verimatrix, Nokia, Tomo-Digi, MovieLabs, BBC
さもありなんといった顔ぶれだ。
世も末だ。
草案で終わって欲しいところだ
ReplyDeleteSteamの件のように、DRMが不自由なFlashで引き続き利用されるのであれば、自由なHTML5で不自由なDRMが利用されたほうがいくらかマシとは思いませんか
ReplyDelete自分はあまり思いませんが