The DRM-Free Version Of Shadowrun Returns Sounds Kinda Lame
Shadowrunという不自由なソフトウェアのゲームが、最近はやりのCrowd FundingのKickstarterで資金を募った。謳い文句に、DRMフリーを掲げていた。
もちろん不自由なソフトウェアなので実行してならないが、DRMフリーを謳うのだけは、多少は評価できないこともない。多少は。
さて、ゲームは完成した。ただし、DRMフリーの約束は、部分的にしか守られなかった。Kickstarterで投資をした人間限定でDRMフリーなリリース版のコピーが配られる。
将来のアップデートパッチやDLCは、邪悪なDRMでガチガチに固められたゲーム流通プラットフォームのSteamで提供される。
DRMフリー版のコピーが得られるのは初期投資をした人間だけ、それもアップデートもDLCもないリリース当日のコピーが得られるだけ。これは詐欺だ。
開発社の言い訳としては、Microsoftとの契約で、ゲームとDLCはDRM付きで流通されなければならないからだということだ。理由はどうあれ、すでにDRMフリーを謳って資金を集めた以上、それを果たさないのは契約違反であると言える。Microsoftとの契約は、出資者との契約より重要らしい。
投資をした人間は、結果的にDRM付きの邪悪なソフトウェアを世に送り出した詐欺の片棒を担いだことになる。DRMフリーを謳うCrowd Fundingには手を出さないほうが懸命だ。
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