nVidia社員でUNIX用のプロプライエタリなドライバーの開発者であるAndy Ritgerが、NouveauのMLに、nVidiaが自社GPUのドキュメントの一部を公開したことを案内している。
興味深いというか、nVidiaのこれまでの態度からすれば大変な歩み寄りであるというか。
やあ、Nouveau開発者諸君。
NVIDIAは、NVIDIA GPUがNouveauでそのまま使えるようにするため、弊社のGPUの一部の分野におけるドキュメントを公開しようとしている。
その第一歩として、以下のドキュメントを投下した。
ftp://download.nvidia.com/open-gpu-doc/DCB/1/DCB-4.0-Specification.html
これは、VBIOSにおけるDevice Control Block("DCB")のレイアウトについてのドキュメントだ。DCBはボードの配置とボードのディスプレイコネクターについてのものだ。
このドキュメントにある情報のほとんどは、すでにNouveauコミュニティには既知のものであると思うが、理解を裏付けしたり、いくつかの対応漏らしを見つけたりできるのではないかと思う。
NVIDIAのプロプライエタリなLinux GPUドライバーの開発に携わる何人かは、nouveauをlists.freedesktop.orgからみていて、可能ならば手助けをしようとしている。
もし、優先的に欲しい箇所のドキュメントがあれば、そのようなフィードバックはNVIDIAのドキュメント化作業の優先度付けの助けとなるだろう。
NVIDIAに対し何か質問があるなら、ここで質問するか、open-gpu-doc at nvidia.comまで。具体的に何かできるかどうかは保証できないが、やれるだけのことはやるつもりだ。
Thanks,
- Andy Ritger
あのnVidiaがどういう風の吹き回しだろうか。
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