資金難により執筆を断念したC++11参考書は、当初クールなキッズが皆使うというGitHubで公開して、それで終わらせようとしていた。そのため、最初のコミットとそのメッセージは、以下の通りだった。
First and probably the last commit · 96a1a4d · EzoeRyou/cpp-book
ところが、GitHubで公開すると、多くの修正のpull requestがやってきた。これは意外なことだった。もっと早く公開しているべきだったのだ。
どうやら、日本人は成果に対しては対価を払うが、成果を出すための作業に対しては対価を払わないようだ。自由なソフトウェアでは、成果を出すための作業に金が出されるべきだと思うのだが、これは意外なことだ。日本ではクラウドファンディングは根付かないのだろう。
とにかく、成果に対しては対価を払う人間がいるようだ。自由な参考書に対価を払う文化を根付かせるためにも、この参考書を、何らかの方法で売るべきだ。
ファイルを販売するためのWebサイト上のサービスが多数あるので、売ることは簡単だ。ただし、今の未完成の状態では売れない。
私に残されたネット接続はあと残りわずかの日数だが、とにもかくにも一通り、満足の行くまで完成させる決意をした。Basic Conceptsと、Attributeを埋めるのだ。
まだ、細かい誤字脱字もあるだろうが、それで、自分としても納得のできる完成品になる。スレッドは最初から省くことにしている。
残された日数が少ないので、この記事はここまで。
GitHub Pagesでの閲覧:C++11の文法と機能
達人出版とか、いいんじゃないですかね。
ReplyDelete日本人が過程にお金を払わないのは、それで持ち逃げされることを嫌うからでしょう。
ReplyDelete成果に対する対価であればわかりやすいし逃げません。
小話とかにありそうなシチュエーションですよね。
公開するって
ReplyDelete大事なことなんですね