2013-11-22

プログラミングを学ぶ環境について

昨日、今日と吉田寮にいて、数人集まって、それぞれ自分勝手にコードを書いていたわけだが、思うに、このような環境はプログラミングの学習環境としてかなりいいのではないかと思う。

結局、プログラミングというのは、講師が前の黒板に90分間板書したものを読んで学べるものではないのだ。自分で調べて、コードを書いて、動かして学ばなければならないのだ。

ただし、「自分で調べて」というのが、大抵の場合、非効率的になる。例えば、テンプレートメタプログラミングに詳しくないものが、CRTPのようなテクニックを必要とする場面に出くわしたり、ある型がPODであるかどうかを調べる方法(std::is_pod)について、自力で調べるとすると、無駄に時間がかかる。まずどこを調べればいいのかわからない。ドキュメントがどこにあるのかもわからない。

しかし、CRTPやstd::is_podのようなものは、理解しているものが教えれば、5分、10分で原理を教えられるようなものだし、ドキュメントがどこにあるのか指し示すのも一瞬ですむ。こういう時、複数人が、めいめい自分勝手に作業をしていて、たまに相談できるような環境があればいい。

ただ、そのような学習環境は、お互いのためにはなるが、金にはならないという問題がある。難しいものだ。

また、小規模なら、吉田寮でも勉強会を開けそうだが・・・あまりに汚らしい場所なので人を選ぶ。

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