好意で、OCNモバイルONEのSIMカードをしばらく貸してもらうことになった。
今回貸してもらったSIMカードの契約内容は、月々1980円で、帯域が500kbps、転送量制限が月あたり7GBで、転送量を超過すると、帯域が200kbpsに制限されるというものだ。
OCN モバイル ONE | OCN プロバイダ(インターネット接続)
何故か公式Webサイトには負の広告効果を発生させそうなデブ女が怪訝そうな顔をしてSIMカードをつまんでいるが、この女がSIMカードの意味を理解しているとは思えない。一体、世の広告業界は何を考えているのだろうか。特に英語力で有名でもない人間に英会話教室の広告をさせたり、特に技術力に優れていると定評のあるわけでもない人間にコンピューターやソフトウェアの広告をさせたりしている。
試みに、筆者が、かければアキバ系の彼でもジャニ系に変身できるというあの伝説のサングラスの広告に出ている場面を想像せよ。およそあり得べからざる光景である。およそジャニ系を名乗るには、髪をだらしなく生やした上で寝ぐせをたっぷりとつけねばならないのである。機能美を何よりも優先する筆者は、頭髪などもとより剃りあげている。頭髪などは本来人間に不要の体毛である。人間がいまだわずかに体毛を維持しているのは、単にヒトが進化の途中であるに過ぎないのだ。
これまでに使っていた、DTIのServerMan SIM LTEは、帯域が150kbps、転送量制限がなし、強制画像劣化圧縮プロクシというものだった。
本の虫: 100kbpsで閲覧できるWebサイト、できないWebサイト
この記事を書いた後も色々と試したのだが、このDTIの画像の劣化圧縮のためのプロクシは、かなり厄介だ。というのも、このプロクシが間にあるおかげで、ものすごい遅延が発生する。しかも、このプロクシサーバー、かなり頻繁に不安定になり、コネクションははれるが、一切受信できない状態に陥る。例えば、昨日は一日中、使うことができなかった。
そう、DTIの格安SIMでよく発生している問題は、帯域ではなく、DTIのクソプロクシの問題だと思うのだ。
OCNモバイルONEには、そのような罠はない。500kbpsとは帯域が5倍であるが、帯域以上に、このクソプロクシがなくなったというのが大きい。これで、十分に待てば、どのようなWebサイトでも閲覧できるようになる。
たとえば、通常のGMailのWeb上のUIも少し待てば表示されるし、Google Mapsも少し読み込みに時間がかかるが使える。さらに、Street Viewまで使えるのだ。
もちろん、筆者のコンピューターはOSから上のソフトウェアはすべて自由ソフトウェアのみで構成されているので、Flash Playerは入れていない。同じく貰い物のこのラップトップは、IntelのHD3000を使っており、公式に自由なソフトウェアスタックを使ったドライバーが提供されていて、ドライバー環境はとても綺麗なのだ。Google MapsのStreet viewは、GPU支援があるのか、それともChromiumのソフトウェアエミュレーションかはしらないが、WebGLを使うことで、パフォーマンス上全く問題なく利用できる。
他にも、pixivを画像の超絶劣化なしに閲覧できるし、今は吉田寮にいるので検証できないが(とはいっても、今筆者が座っているこたつの周りにはエロ画集とかも転がっているので、できない理由もないのだが)、おそらくxvideosも問題なく閲覧できることであろう。特に、今回は技術的に面白いこともないので、xvideosは検証しない。特に動かないであろう理由もないからだ。
しかし、今は無線によるインターネット接続が本当にお手軽になってきた。
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