Official Blog: A second spring of cleaning
というわけで、Google Readerが死亡した。Google Readerはプログラムであると言ってもいいほどJavaScriptを多用しているので、不自由なソフトウェアを使った報いであるとも言える。
というのは簡単だが、ことGoogle Readerに関しては、私も長年使っていたため、このニュースは衝撃だ。実に、Google Readerは数あるGoogleの製品の中で、最も長時間つかっている製品であるし、また、私のWeb閲覧の時間の大半は、Google Readerに費やされていた。
結局、日々更新されるWebサイトを、わざわざ手動で巡回したくないのだ。たとえそれが、毎週木曜日の夜に定期更新されるのだとしても、やはりわざわざ手動で巡回したくはない。それに、WebサイトごとにてんでばらばらのUIだし、本当に重要なのはテキストであり、それ以外の情報は時間の無駄だ。
つまり、RSSやATOMといったフィードを購読して、テキストの見出し一覧をざっと確認して、興味のあるものだけ、詳細も読むというのは、実に便利なのだ。
はてなブックマークやRedditやHacker Newsといった、オンライン上のブックマークサイトで、特に人気のあるブックマークのフィードを購読しておけば、数百人、数千人がブックマークしたURLのリストが得られる。数千人がブックマークするようなURLは、それだけの価値のあるURLということであり、わざわざ価値のあるWebサイトを探す手間が省けて便利なのだ。
Googleによる表向きの理由は、利用者が減ったためだという。また、開発者の話として、もともとうまく行かないだろうと思われていただのというのもある。
Google Reader lived on borrowed time: creator Chris Wetherell reflects — Tech News and Analysis
まあ、Google+というソーシャルのクソを使わせたいのだろうとも思う。なぜ世の中はソーシャルにこだわるのか。
この分では、今やGoogle傘下になっているBloggerもいつまで続くことやら。
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