2007-08-28
新商品の日清焼チキンについて
先週のことだが、母親が、「日清焼チキン」、なるものを買ってきた。チキンラーメンの焼きそば板らしい。始めはチキンラーメンだと思ったが、どうもパッケージが違う、聞いてみると、なんでも、新商品で、安かったらしい。チキンラーメンと言えば、日本人なら誰もが知っている、あのお湯をかけるだけで食べられる手軽なラーメンである。ほかの袋入りラーメンならば、たとえばスープをお湯に溶かしたりしなければならないのだが、そういう手間もかからない。
さて、くだんの焼きチキンであるが、お湯をかけるだけではダメのようだ。どうもフライパンで焼かなければならないらしい。まずフライパンに水を入れ熱し、チキンラーメンより少し色の薄い乾麺を投入、そのまま水がなくなるまで、焦げ付かないように注意しつつ加熱し続ければ良い。チキンラーメンと同じく、これはソースをかける必要がない。それは、手軽でいいのだが、結局フライパンで加熱しなければならないことには代わりがない。しかも放置していては焦げ付くので、箸でもって定期的にかき回さねばならぬ。これは全然手軽ではない。
味のほうは、チキンラーメンをそのまま焼きそばにしたような味であった。しかし、これを作るぐらいだったら、普通の焼きそばの麺を買ってきたほうがましだ。そのほうがうまいし、手間もそれほど変わらない。
結論としては、チキンラーメンは、麺をお湯につけるだけでいいという、その手軽さが売りなのだから、こういう手間のかかる焼きそばはどうかと思う。これはあまり売れそうもない。
2007-08-26
2007-08-21
Flash PlayerがH.264とHE AACをサポート
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0708/21/news051.html
これは来たかもしれない。もし、FLVもH.264を格納できるようになれば、VP6は死滅するかもしれない。問題は、低ビットレートでは、どちらが強いのか確かめなければ
追記
H.264の低ビットレートでの画質は、VP6と同等だった。またすばらしいことに。どんなに動きの激しい動画をエンコードさせても、指定したビットレートをきっちり守ってくれる。
また、HE AACだが、これはすばらしすぎる。なんと48kbps程度で、原音と区別がつかないほどの音質を誇っている。耳を疑った。一応CreativeのサウンドカードとSennheiserのヘッドフォンを使っているのに、違いがさっぱり分からない。比較のためのmp3は、128kbpsでも高音がカットされたような印象を受けるのに。
ちなみに調べたところによると、SBRという技術により、高音域にそれっぽいノイズを発生させているらしい。人間の耳は、高音域にはそれほど敏感ではなく、ノイズ程度で十分騙されてしまうんだとか。本当に人間の感覚はいい加減だ。
2007-08-15
美しい顔について
世の中には様々な顔がある。とはいえ、四十路、五十路に差し掛かると、みな一様に、醜悪な顔になってしまう。電車に乗っていると、様々な人の顔が、否応なく目に入ってくるのだが、中年に差し掛かる人々はみな一様に、むさくるしそうなオッサンか、厚かましそうなオバハンである。特にオバハンは酷い。明治時代の薄化粧よろしく顔を塗りたくり、道化さながらのショッキングピンクの唇の上、どこで売っているのか理解に苦しむ服を着込んでいる。
もちろん、中年老年でありながら、美しい人というのは、たまに存在する。そういう人は大抵、姿勢正しく、目立たない化粧をし、無難な服装をしている。
要するに、大抵の中年の日本人は、醜悪な顔をしているのだ。私とて、二十年ないしは三十年先には、おなじ人相に成り下がる定めだろう。
ところが、私が日本以外の人種を見ると、どうも勝手が違う。みな、それほどまずい顔をしているようには見えないのだ。それどころか、兄弟姉妹でもないはずなのに、同じ人種の外人の顔が、似ているように感じてしまう。これは妙だ。日本人である私が日本人を見るとき、兄弟姉妹でもなければ、似ているとは思わない。しかし、私が日本人以外の人種を見ると、どうしても、どこかが似ているという感覚を覚える。彼らとて普通の人間であるから、別段美しいわけでもないし、ましてや似ているはずがない。これはどうしたことだろう。
普段見慣れていないものは、違いを認識できないのだろうか。
一体何が美しい顔なのか。私が美しい顔と醜い顔を判断できることからして、何かしらの基準は存在するはずである。一体何だろう。
私は卒業アルバムを開いてみた。かつての級友たちは、みな一様に醜悪な面構えをしていた。お世辞にも美しい顔は見当たらなかった。何故だろう。当時は、クラスの誰某がかっこいいとか、可愛いとか、話し合っていたはずである。今改めて顔を確認するに、一人として美しい顔がない。これは一体どうしたことか。
不思議に思っていると、心理学分野に進んだ昔の友人から、次のように言われた。
「知っているか? 一番美しい顔というのは、自分の顔なんだぜ」
考えてみるに、自分の顔は、かなりの頻度で見ている。従って自分の顔に対して嫌悪、拒絶など意識は覚えないはずだ。もし自分の顔を嫌悪あるいは拒絶する人がいたならば、まず紹介すべきは、腕のいいカウンセラーであって、間違っても、腕のいい整形外科医ではない。
美しい顔というものについては、面白い研究対象なので、おそらく先人も研究しているだろうと調べてみたが、どうも良い成果は上がっていないようだ。ある研究者は、顔の黄金比などを作っている。たしかに美しい顔にとされる人に当てはめてみると、結構一致する。しかしそれは、まず始めに結論ありき、といった感じがする。
他にも、複数の顔を合成して、平均的な顔を作っていくと、なぜか美しい顔になってしまうというものがある。これは面白い。たしかに美しい顔なのだが、何故か魅力を感じない。どこか非人間的な印象さえ受ける。
昔、近所に、韓国と日本人の混血の女の子がいて、美人と評判が高かった。思い出してみるに、その顔は日本人とも韓国人ともどこか違う感じを受けた。アジア人なのにアジア人らしくない顔であった。しかし、やはりアジア人であった。普段見慣れぬ顔である。しかも日本人と韓国人の混血であるので、平均された顔である。
普段見慣れていない顔は美しく感じるのだろうか。
平均顔は美しく感じるのだろうか。
はしがき
にほんではよく混血をさして、ハーフと言うが、これはどうも変な印象を与えるらしい。確かに、「お前は半分だな」、などといわれたらいい気はしない。じゃあなんというのかというと、mixed raceとかmixed bloodなどというらしい。一応、half bloodという言い方もあるにはあるが。
2007-08-14
なぜ妹娘が辞書にないのか
「妹娘」という言葉は、どの国語辞典にも載っていない。
不思議だ。
というのも、兄娘、弟娘、姉娘は大抵の辞書に載っているのだ。なぜ妹娘だけが載っていないのだろう。ちなみに、弟娘だけは読み方が変わっていて、「おとうとむすめ」、あるいは、「おとむすめ」、と読める。このことから考えると、妹娘の読み方は、「いもうとむすめ」、あるいは、「いもむすめ」、であると推測できる。しかし、いもむすめという読みは、イモねーちゃんを連想させるような、なんだか不恰好な印象を受ける。従って、少なくとも現代では、いもむすめとは言わないのではないだろうか。
和英辞典(日本語ネイティブではない人が使う和英辞典)には、妹娘が乗っている。読みは、いもうとむすめになっている。しかし、何故日本人の手による辞書には、妹娘が載っていないのだろうか。用例が少なく、載せるほどの知名度ではなかったのかもしれない。しかし、かなり昔の文章にも、使われているのだ。たとえば、 岡本 綺堂の半七捕物帳であるとか、太宰治の駆け込み訴えなどだ。
何故なんだろう。
2007-08-11
2007-08-10
Just a note about olympics
1936年8月1日 : ベルリンオリンピック開催
1949年5月23日 : ドイツ帝国はドイツ連邦共和国(西ドイツ)とドイツ民主共和国(東ドイツ)に分裂
――オリンピック開催から13年
1980年7月19日 : モスクワオリンピック開催
1991年3月17日 : ソビエト社会主義共和国連邦崩壊
――オリンピック開催から11年
2008年8月8日 : 北京オリンピック開催予定
まあ、単なる年表、それだけの話
2007-08-07
免許取得
とりあえず車の免許を取った。はっきり言って、私は車が嫌いだ。と、私がこう主張すると、「なぜMTなど取ったのだ、AT限定免許で十分ではないか」と、バイト先の典型的なオバタリアンは言うのだが、別に私にとっては、ATでもMTでも、同じ車であり、別段大きな差異も感じないので、不都合はないわけだ。
さて、それよりも、私は今後、優良ドライバになることが確実なのだが、どうするべきか。
2007-08-03
I've just bought a hair clippers
新しいバリカンを購入した。今までのバリカンは、切れ味が悪くなっていたからだ。思うに、刃がだめになったのではなく、バッテリーが問題だったのではないかと思う。いくら充電してもあまり剃れないが、充電したまま動かしてみると、それなりに剃れるようになったからだ。そこで、今回はバッテリーを内蔵しないものを買ってきた。実に良く剃れる。
ところで、バリカンとは英語でなんというのか分からなかったので、辞書を引いたところ、hair clippersとあった。なるほど、確かにその通りだ。では、バリカンの語源はなんだろう。調べたところ、フランスのBarriquand et Marre社に由来するそうだ。とはいっても、フランス語では、バリカンとはtondeuseというらしい。どうやら日本では、社名が商品そのものの名称として、定着してしまったようだ。
そして、このバリカンの語源は、長い間謎だったらしい。