ふと、UTC(協定世界時)は何の頭文字なのか気になった。そこで調べてみると、なんだか面白い理由でUTCに決まったことが分かった。
協定世界時の略語を決定する際、すべての言語で共通の略語にする同意がなされた。GMT(グリニッジ標準時)は、定義が曖昧で、非公式にはUTCと同じ意味で使われていたものの、真面目な文章では避けられていた。そこで、英語圏は、"Coordinated Universal Time"の頭文字であるCUTを提案した。一方フランスは、"Temps Universel Coordonné"の頭文字であるTUCを提案した。結果として、UTCとなった。UTCは、UT(Universal Time)とも似ているので、都合が良かった。
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