現在入手しうる限りの情報を使って、Unixの歴史を再現したgitレポジトリを作成する試みが行われている。
1972年から2015年までの入手可能な断続的なスナップショット、レポジトリ、研究記録を元に、単一の歴史を辿れるgitレポジトリを作り上げるというプロジェクトだ。
スナップショットからはソースコードと日付を、研究記録からは貢献者とブランチを、レポジトリからはすべての情報を得て、単一の歴史というメタデータを辿れるgitレポジトリを生成する。これはUnixの歴史研究のために非常に便利だ。
ちなみに、case-insensitiveなファイルシステム上に展開するとファイルの欠落を生じるそうだ。
1 comment:
これはいい試みですね。歴史はたどれるべきです。
後世の歴史家はボナンザメソッドによって新しい知見を得るでしょう。
その材料をちゃんと仕込んでおかないと歴史が止まってしまいます。
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