2018-08-12

違法な職務質問を受けたので国賠訴訟を起こした裁判の傍聴のお知らせ

私の裁判の傍聴をしたいという人が何人かいるので、ここで証人尋問の傍聴の告知をしておく。

  • 日時: 2018年9月19日 水曜日 13時30分から16時頃まで
  • 場所: 東京地方裁判所631号法廷

傍聴をするためには、指定の日時の少し前に東京地裁に行き、金属探知機のある入り口を通過し、そのままエレベーターで6階まで上がって時間通りに631号法廷に行くだけだ。特に予約や手続きは必要ない。また、途中退出してもよいそうだ。

裁判の内容だが、私は約1年前に警察官から違法な職務質問を受けたので東京都を相手に起こした国賠訴訟だ。

本の虫: 警察官に職務質問をされた話

本の虫: 濫用に当たる職務質問を受けたと考えたので弁護士に相談して訴訟を起こすことになった話

裁判を起こすことになって初めて知ったのだが、警察というのは地方自治体の行政であるので、東京都内で生じた警察の行為について裁判を起こす場合、被告は東京都になる。

裁判は公開かつ口頭で行われるということになっているが、その実態としては、口頭で話すべき内容をすべて書面にまとめておき、あらかじめ裁判所に提出する。書面にすべてがまとめられているので、実際の期日に物理的な裁判所でやることはほとんどない。

実際に裁判所で行われる「儀式」は以下のようになる。

裁判官「原告/被告からは準備書面が提出されていますが、これは?」
原告/被告「陳述します」
裁判官「では次回期日ですがX月Y日のZ時からでは?」
原告/被告「その日は差し支えです/大丈夫です」

事前に提出した書面について「陳述」する宣言と、証拠の原本の確認と、次回期日を決めることしかしていない。

このようなやり取りが数カ月に一回発生するのが裁判だ。1回あたり5分から10分で終わる。この裁判の傍聴もできるのだが、傍聴しても退屈なので、これまで特に案内はしてこなかった。

今回は証人尋問が行われる。証人は原告である私と、職務質問の最初から最後まで現場にいたという警察官だ。当事者ではない第三者が傍聴して退屈ではない裁判というと、まず証人尋問だろう。

ところで、今回の裁判で気になる点としては、裁判官が頻繁に交代することだ。前々回でいきなり3人全員が同時に交代したかと思ったら、前回はさらに2人同時に交代した。裁判官の一部が交代するのはよくあることだが、それでも普通は一人ぐらいは最初から最後まで同じ裁判官を残すものだという。さもなければ、判決を書く裁判官はこれまでの裁判の口頭弁論も証人尋問も直接聞かず、書面だけで判断することになるからだ。一人でも最初から担当していた裁判官が残っていればその裁判官が物理的に見ているわけだから、その裁判官が知っているということにできるが、3人同時に交代してしまってはその手法も使えない。

今後の想定としては証人尋問を経て年内には判決が出る見込みだそうだ。

5 comments:

Unknown said...

僕も以前不当な理由で職務質問された挙げ句警察署まで連れて行かれて取り調べを受けました。
最初の理由はえらく飛ばしてるねとの事でしたが僕の前には確実に自車より速い車が居ました。その事を言うとえ?そう?などとふざけた事を言い次の理由は車に積んでいたバイクのナンバープレートに盗難届が出ているとの事でした。転居した際に書類だけ持って行っていたのでバイクを引き上げに行った帰りの事ですが自分のバイクなのでそんな訳ありませんよね。結果4時間拘束されました。その間ずっと犯罪者扱いでした。何故か足型も取られました。滋賀県警警ら隊でしたね。
良い警官が居るのも事実でしょうがそれ以上に糞みたいな警官が居るのも事実です。
心から応援しています。頑張って下さい。

Anonymous said...

あまりにも案件数が多いので、裁判官の割付がうまく行かずにスラッシングのようなことになっているのではなかろうか。
業務効率的にも色々と問題がありそうだ。

said...

それならまだ良い方ですよ。私なんて、自転車盗まれて
見つかって、取りに来てくださいって言われて、それで
取りに行って、で「なんだ軽法犯か?」って言われましたからね。
気が弱いんで、何も言えませんでしたが。

Anonymous said...

本日傍聴しました。カーキ色のでろでろのTシャツ1枚で証言台に立つって裁判を舐めてるんですか?裁判官の心象が悪くなるかもとは考えなかったんですか?これであなたが負けると判例法理として蓄積されて以後の市民に迷惑がかかるのですよ?

江添亮 said...

職質を受けた当日の格好を再現したものである。ところで、カーキ色というのは薄い茶色のことで旧日本陸軍の色だが、私のシャツの色はオリーブドラブ色で現陸上自衛隊の色だ。