2007-07-20

バカのために最適化する必要はない

Rune Moberg  こんにちは、64bit Windowsのデフォルトのデスクトップヒープサイズは20MBもあるので、かなり余裕があると思いました。  だから僕はシステムの変数を書き換えて、1プロセスに10000ハンドルという制限を越えてみたんです。  不可視のウインドウを20000個作るのは、すぐにできました。でも、そのハンドルを破棄するのが厄介でした。まず、自分でDestroyWindowを呼び出してみると、タスクマネージャからウインドウハンドルが、30000個から、徐々に減っていくのを数えられるほど遅いのです。秒間30個ぐらいしか解放できませんでした。単にリークさせて、OSに解放を任せてみても、やはり遅かったです。ただ、自分で解放するより早いんです。問題は、30秒ぐらい、UIが固まってしまうんです。そのコンピュータのネットワークサービスなどは、問題なく反応するのですが。問題ない数は、10000から18000ぐらいでした。僕の環境はXeonのデュアルです。教えてください。お願いします。 Raymond Chen  いや、そりゃ単に、お前は20000個ものオブジェクトをリークすべきではないというだけさ。なんでバカのために最適化しなければならないんだ? 調子に乗るだけじゃないか。だいたい、デフォルトの制限値は10000個だ。そもそもシステムが想定しているよりも多いんだよ。だいたい、その制限を変えるには変数の値を変えないといけない。もちろん、ウインドウマネージャはちゃんとクリーンアップするよ。その挙動は、あまりいい気分ではないだろうけどね。  悪意のあるプログラムが過負荷によるサービスアタックに利用するだって? おいおい20000個もウインドウを作れるのならば、ウインドウをひとつ作り、そのウインドウで好きなだけユーザをたぶらかし給え。  面白いことを云う。まあ、さすがは、USBドライバのバグをつくUSBデバイスを作成するより、フォークの方がセキュリティ上問題だと考えるだけある。

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