【後藤弘茂のWeekly海外ニュース】 AMDがBulldozerベースの次期メインストリームCPU「Trinity」を公開
Trinityでは、Bulldozerのモジュールを2個、4CPUコアに相当するコアを搭載していると見られる。それにRadeon HD 6970(Cayman)世代のGPUコアを統合したものがTrinityだと推定される。
本当に2012年にリリースされるTrinityの内蔵GPUは、Radeon HD 6970相当のパフォーマンスを持つのだろうか。そうなったら、もうGPUはvideophile(画質ヲタ)とでもなづくべき一部のヲタしか使わないマニア向けの商品に成り下がるだろう。そのような世界では、画質を上げると称して、様々な怪しげな商品が蔓延することだろう。例えば、画質を上げるDisplayPortケーブルだとか。
まあ、それは冗談にしても、GPU統合APUとビデオカードとの違いが、アンチエイリアスやテクスチャーフィルタリングの質程度のものであれば、PC用のビデオカードというものは斜陽になっていくだろう。
3 comments:
ここで間違えてはいけないのは、世代の情報と性能の情報を混同することです。つまり、Bulldozerに統合されるGPUはCayman世代のものですが、性能が6970並とは限りません。あくまでCaymanコアを利用したIGPだと考えるべきでしょう。
BulldozerのGPU部分の性能(及び消費電力)が、現在のRadeon HD 6970相当であるとは、ちょっと考えにくいことですよね。
後段部分のグラフィックボードが画質オタのものになるくだりは賛成です。
あくまでもCayman「世代」なので、6970相当のコアが載るってことはないでしょう。その世代のミドルレンジのちょっと下くらいのが載るんじゃないでしょうか。
それでも現行のゲームを動かすには十分なパフォーマンスです。
次の世代のコンソールがリリースされない限り、十分です。
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