2011-07-25

バンダイチャンネルがあまりイケテない件

月額1,000円見放題|アニメ・動画配信 / バンダイチャンネル

バンダイチャンネルが、月千円でアニメ見放題の動画配信を始めるらしい。第一話が無料でみられるようなので、ためしにTHEビッグ・オーを観てみた。

「THE ビッグオー」 | アニメ配信 | 無料動画2000本以上! | バンダイチャンネル

どうせ旧態依然のバンダイのやることだろうから、嫌な予感はしていたものの、品質が最悪である。まず、エンコードがクソである。正直いって観れたものではない。しかも、常に右下にロゴが表示されている。これで金を取るというのだから、呆れるばかりだ。あるいは、課金するとまた違うのだろうか。

さらに極めつけは、日本国外から観ることはできないということだ。せっかくアニメ好きの外人に紹介したのがバカみたいだ。クソにもほどがある。

ところで、THEビッグオーは、個人的に好きな数少ないアニメのひとつである。だいぶ世間からは過小評価されているが、私の中では、文句なく最高の巨大ロボットアニメである。一言でいえば、バットマンが巨大人型ロボットに乗って戦うアニメである。そのあまりにアメコミかぶれの内容から、日本よりアメリカでの評価が高い。ただし、アメリカのスポンサーを得て作られた第二期は黒歴史なので、見る必要はない。

しかし、なぜアニメ業界はこうも旧態依然なのだろう。いまどき光学ディスクなど売れるわけがない。売れないから値段を高くして、ますます売れなくなっている。光学ディスクにしたって、ブルーレイほどの容量があれば、一枚に一期程度を収めることは可能である。それが、一枚に二話程度入っているだけだ。いちいちディスクを入れ替えろというのだろうか。

要するに、アニメを見るのはものすごく不便なのである。技術の進歩に全く追いついていない。いまだに、VHSとおなじような感覚でいるのだ。時代は変わったというのに。

2 comments:

Anonymous said...

極めつけとした海外ブロックについては、海外のテレビ、映画、音楽業界も同じではないでしょうか。

Anonymous said...

メディアについては、北米の方が安い始末ですからねぇ(subtitlingされてるものでも)。

日本のアニメ「制作」に関わる企業が「日本国内で売れればよい」という考え方を改めない限り、結局は市場を食いつぶして終わりという気がします。

また今年も製作本数等の情報が上がってきていますが、テレビアニメのタイトル数はやはりまた減ってますし。ジリ貧でしょう。

http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1109/16/news059.html