Skyrimがやりたいが、やれない。
Skyrimがそろそろ発売される。もっとも、日本では12月まで待たなければならない。Bethesda公式ブログで11.11.11ワールドワイドなどと宣っているが、真っ赤な嘘である。
Skyrimは是非ともプレイしたいゲームだ。しかし、残念ながら、今プレイするわけにはいかない。金がないのだ。Skyrim自体はSteamで$59.99だが、Skyrimをプレイするためには、新しいGPUが必要である。まあ、GTX560あたりを買うと考えても、やはりしめてニ万はかかるであろう。
金のないだけが問題ではない。Skyrimはキリのないゲームである。まともに遊ぼうとすると、恐らく一年ほど飽きがこないであろう。当然、C++本の執筆にも差し支える。他の凡ゲーならば、せいぜい十数時間もあれば飽きてしまうから、まあ、息抜きに遊んでも、特に問題はない。ただし、Skyrimだけは別物なのだ。疑うことなく約束された神ゲーである。
まあ、どうせBethesdaのことだから、見切り発車で発売してバグだらけ、パッチに半年は待たなければならないだろうし、DLCもいくつか出るだろうし、MODも揃ってから遊んだほうが便利だが、やはり神ゲーを遊べないのはつらい。
思えば、今年は大作が多かった。それにもかかわらず、去年と今年は、一切ゲームをしていない。もちろん、すべて遊ぶ価値のないクソゲーだったからだ。もっとも、実際にプレイしたわけではなく、レビューやプレイ動画を見ての感想だから、所詮は動画評論家のそしりを免れないが、それでも、みているだけでつまらなそうなゲームは、実際つまらないに違いない。
まずBulletstormだ。これは、Trailerを見ると、面白そうだった。それに、Duty Callsというパロディゲームをマーケティング用に出したのも興味深かった。
ただし、実際のゲームは振るわなかった。つまらない単調な一本道ゲームだった。しかも、最後は続編を匂わせるクリフハンガーで終わるという、真につまらないゲームだった。
お次はCrysis 2だ。いや、Crysis 2に限って言えば、クソゲーというほどひどかったわけではない。ただ、どこにでもあるような平凡なゲームだったのだ。グラフィックはそれなりによかったが、戦略のカケラもない一本道ゲームだった。まあ、戦略はあった。Cloakで殆どの敵はやり過ごせるのだから。これまた、クリフハンガー的な終わり方をするプロットだった。まあ、確かにブランドは大事だが、露骨にクリフハンガーにしても面白いわけがない。思うに、Crysis 2はゲームなどではなく、CryEngine 3の技術デモだったのではあるまいか。それぐらい、ゲームらしくないゲームだった。
さて、いよいよDuke Nukem Foreverだ。最も、最近の若いもんはDuke Nukemもしらんじゃろうが、かつては伝説のゲームだったのじゃて。DNFが発売されてしまったのは、真に残念なことだった。夢は夢として、いつまでも夢見ていたほうが幸せなのだ。現実は常に夢よりクソである。Duke Nukem Foreverは、5年前に発売したならば、まあ、そこそこなゲームだったに違いない。クソゲーなことには変わりないが、まあ当時の水準ならば、普通以下程度の評価は得られたに違いない。今となっては・・・いや、よそう。もう何も言うまい。
Rageである。Rageも長い間開発していたゲームだった。Doom 3は真っ暗なゲームだった。私が思うに、Doom 3は全ピクセルに黒をアルファブレンドすれば、もっとも効率よく実装できたのではあるまいか。それぐらい暗かった。それはさておき、伝説のゲーム開発会社idと、伝説のゲームプログラマーJohn Carmackの送る最新ゲームRageは、非常に期待されていた。思うに、我々はRageを過剰に期待しすぎていたのではないだろうか。それも無理はない。何しろ、2008年のE3におけるTrailerが、今から見ると詐欺臭いほどのクオリティだったからだ。
これをみれば、過剰に期待するのも当然である。結果は散々だった。メガテクスチャーは20GBもの容量を使い、しかも視点を動かすだけで貼り遅れるという散々な出来であった。しかもボケボケで見るに耐えない。オープンワールドでもないのに、無駄に車や移動といった要素がある。聞説、FPS部分はよくできていたらしい。もっとも、頻繁に移動しなければならないが苦痛だったらしいが。それでも、プレイ時間はたったの十数時間と聞く。プロットなどあってないようなもの。エンディングもエンディングのようには感じられない。何もかもが中途半端なのだ。クリフハンガーですらないのだ。ひょっとしたら、もうこれ以上収集がつかなくなり、とりあえず開発資金を回収しようと、無理やり出荷したのではあるまいか。実際、開発に相当の金がかかっているはずである。最後はBethesdaに身売りまでしたのだから。
こうしてみると、今年は遊ぶべきゲームが一切なかったのだ。Skyrimは約束された神ゲーなので大丈夫だろうとは思う。遊べないのが本当に残念だ。
実は、今年はまだ、もう一本、大作(?)が控えている。Postal 3である。Postal 3も、DNFやRageに引けを取らないほど長く開発されているゲームである。何しろ土台がSourceエンジンなのだ。前作のPostal 2が神ゲーであったことは、議論の余地がない。しかし、長年の延期の末に、ようやくだして、果たして面白いものかどうか。その辺は疑問である。
2 comments:
自分はSkyrimは待ちですね。BethesdaのゲームはMODそろってからやりたいので。
まあFallout 3はMODなしでもよかったかなぁ。テクスチャはきれいになったけど。
Crysis2やRageは前々から買うつもりでしたが、結局買わず。ここに来て、無性にFPSがしたくなってBF3を買ったけど、こちらも技術デモレベルでした。最近のゲームはコンシューマ向けに作られてて、どれも、もどかしい出来ですね。あと、結局、後から名作をプレイした方が、幸せになれますね。
で、未プレイだったFallout 3を買うことにしましたよ
Post a Comment