最近、このブログがつまらなくなったという意見を聞いた。実際、この二ヶ月、色々とあってブログの執筆は、いつもより少なかった。
これは一時的なもので、その理由は、環境の変化だ。
1月中旬に、私は京都から東京に引っ越さなければならなかった。引越というのは結構面倒な作業なので、まずその作業に時間を取られていた。
さて、東京に着いたあとも、住んでいる家の整備で色々と時間を取られていた。シェアハウスに住んでいるから、まだこの程度ですんでいるが、これが完全に一から環境構築となると、途方もない作業が必要になる。
ようやく、妖怪ハウスのネット環境は整えたものの、まだ色々と、自宅は作業をする環境になっていない。
まず、自宅にはまともな椅子がないし、まともなディスプレイもない。椅子とディスプレイは慎重に選ぶべきものであるし、いいものは高いので、まだ購入していない。
それから、自宅の押入れを何とかしなければならない。とりあえず、私の荷物を入れるスペースとして、押入れの上の段を確保したのだが、この押し入れは、垂直方向に高いので、空間を効率的に活用するためには、何らかの仕切りが必要になる。その仕切りをどのように作成するかが、目下の問題だ。
押入れの大きさは、高さ80cm、奥行き80cm、幅160cmといったところだ。高さはもっとあるのだが、上30cmほどは、押入れ自体に棚がついている。
しかし、高さ80cmというのは、まだ高すぎる。これを二つか三つほどに区切って、垂直方向に空間を活用したい。
最初考えたのは、押入れにはまる大きさの本棚を押し込んでしまうことだ。しかし、それではあまりに仕切りが細かすぎる。
あるいは、ラックを入れるという手もある。しかし、ラックの価格を調べた所、押入れをラックで満たすには、3万円はかかる計算になる。
引き戸式の収納ケースのようなものを積み重ねるという案もある。しかし、やはりこれも、押入れを収納ケースで満たすには、数万円はかかるだろう。
金はないこともないが、そんなに大金を使いたくない。もっとハックして安く上げたい。
資材屋で角材と板を買ってきて自作するという手もある。これは、材料費ならば5千円もあればできるはずだが、はたして十分な強度と仕上がりになるだろうか。
とにかく、自宅の環境を整えないことには、自宅でブログ執筆ができない。
では、会社ではどうか。会社ではブログ執筆ができる環境が整っている。しかし、誘惑も多い。ボードゲームというとても抗いがたい誘惑がある。
しかし、ボードゲームは一日にせいぜい1,2時間ほどだ。残りの時間は何をしているのかというと、今は論文のレビューをしている。
大半の読者は、私の通常の記事を期待しているのかも知れないが、私はC++ Evangelistである。C++の啓蒙家を名乗る以上、最新の論文にはすべて目を通し、解説しなければならない。また、ドワンゴでは、提案されている新機能に対し、現場の意見を聞くことができるので、極めて規格と論文のレビューに素晴らしい環境となっている。
そうなると、必然的に、いつもより解説に力が入る。解説に力を入れるということは、時間がかかるということだ。いつもなら、「簡易レビュー」という名前で、論文の概要程度の解説だったのだが、今回は、詳細にまで踏み込んだ解説をしている。これにはかなり時間がかかるが、その代わり、記事の質は大幅に向上している。
引越と環境構築に時間を取られたのと、いつもより詳細に解説していることにより、論文一本一本の解説の執筆に時間がかかり、そのために、他の雑学的なブログ記事の執筆は、現在、あまり行っていない。しかも、post-Issaquah mailingまで公開されているので、この状態はしばらく続く。
C++以外の記事を期待している読者もいるかもしれないが、やはり私は、C++啓蒙家なので、ここはおろそかにはできないのだ。
取り急ぎ、雑学的なブログ記事を読みたい人は、Amazon.co.jp: 江添亮: 江添のほしい物リストで何かを買って妖怪ハウスに送れば、まとまった量の商品が届いた時に、その商品について何かを書くつもりだ。もし、アマゾンを経由しないで直接送りたい場合は、以下の住所に送ってもらいたい。
筆者にブログのネタになる品物を直接送りたい場合の宛先:
郵便番号:165-0027
住所:東京都中野区野方5-30-13 ヴィラアテネ401
宛名:江添亮
その他の英語圏のニュースの紹介などの記事は、恒例のC++WGの論文のレビューは片付くまでは、しばらくは数が少なくなるだろう。
6 comments:
ほしい物リストの URL を間違えていますよ。
ドミニオン、中古で構わなければ送ろうかと思いますがどうでしょう?
ドミニオンの基本セットはすでに買ってあります。
拡張ならば欲しいのですが。
拡張色々もあります。ではそちらを適当に送ります。
ほしいものリストネタとギークハウスネタは多分あんまり面白くないです。
C++記事はむしろもっとやれってかんじじゃないですかね。
でも外部の指摘でどうこうするってもんじゃないと思います。
ドワンゴのC++の現場について可能ならくわしく
実際どんなことしてるのか気になります
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