2015-07-10

Hacking Teamから流出したとされるコードにブラウザーヒストリーの改変をするためとおぼしきものが発見される

国家の諜報機関に攻撃的なリモート操作ツールを売りつけている極めて非人道的な商売をしているHacking Teamから、400GBものデータが流出したという真偽不明のニュースが流れている。流出したデータの中には、FlashやSELinuxのゼロデイ脆弱性が含まれていることが発見されている。

さて、その流出したコードのなかに、ブラウザーのヒストリーを改変すると思しきコードが含まれていて話題になっている。

rcs-common/file.rb at 38290d4eab2b2c295bea021429848a3666647827 · hackedteam/rcs-common

URLを指定しなかったときのデフォルトが、["C:\\Utenti\\pippo\\pedoporno.mpg", "C:\\Utenti\\pluto\\Documenti\\childporn.avi", "C:\\secrets\\bomb_blueprints.pdf"].sampleなどとなっていて、何やらユーモアと悪意と恐怖を感じる。

そのデフォルトのプレイスホルダー的な文字列や、evidenceという単語からみて、証拠を偽造する目的のように思えてくる。

流出したデータの信頼性が怪しいので、本当のところはわからない。

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