ふと、lispのような言語は、xkcd的には結構面白いネタになるんじゃないだろうか思い、xkcd.comを"lisp"で検索して、面白かった漫画をいくつか拾ってみた。
LISP
昨晩、LISPの本を読んでてうたた寝してしまった。
急に、一面真っ青な世界に誘われた。その刹那、よく言われるように、大悟を得た。LISPコードのありのままの構造が手に取るように分かる。
「何と、carだらけだ」
パターンとメタパターンが踊り、文法は形を失い、その純粋にして真の意味の中を泳いだ。イデアが具現化したのだ。嗚呼、神はこの言語を使って宇宙を創造なされたに違いない。
「いんや、違うよ」
「そうなの?」
「いやまぁ、使うにゃ使ったけどさ。大半はPerlでのやっつけ仕事さね」
神ですらやっつけ仕事にはPerlを使う。
LISPの歴史は繰り返す
LISPには半世紀以上もの歴史があるのに、いまだに似たような疑問を繰り返してる
この歴史は永遠に繰り返されるんじゃないかな。
新しい世代の少数のコーダーが、それぞれ独自にLISP技法を再発見するという、さ。これがお前の親父さんの括弧だ。
立派な武器だ。
まだ・・・文化的だった時代のな。
最後のコマとtitleテキストはスターウォーズへのリファレンスとなっている。なお、最近スターウォーズをエピソード4とか称する改悪が行われているようだが、筆者はスペシャルエディションともども認めない。先に撃ったのはハンソロに決まっている。
(
(閉じられていない括弧に出くわすと一日中不安にかられる
LISPがらみじゃないけれど検索結果に出てきた面白いxkcd
xkcd: 正規表現
なにか新しい技術を学ぶたびに、その技術を使って人を救う妄想をしてしまう。
「まずい、殺人鬼が旅行に出かけた彼女を追いかけてるわ」
「でも見つけるには、200MBものメールの中から、住所のようなものを探しださなければならないわ」
「そんなの無理だ」「みんな、下がっていろ」
「俺は正規表現を知っている」
正規表現で人を救おう。
駄作すぎるのでなお駄作
ヒント:「クソ映画を観る夜」だったとしても、スターウォーズ ホリデースペシャルだけはやめとけ。
MOVIE ENJOYABILITY:映画の楽しめる度
GOOD:良い
BAD:クソ
MOVIE QUALITY:映画の品質
GOOD MOVIE:良作
OKAY MOVIE:佳作
BAD MOVIE:駄作
SO-BAD-IT'S-GOOD:駄作すぎて逆に良作
STAR WARS HOLIDAY SPECIAL:スターウォーズ ホリデースペシャル
スターウォーズ ホリデースペシャルは、1978年にアメリカのテレビ局CBSで放送された、スターウォーズのスピンオフ作品。スターウォーズの主要な俳優はほとんど出演している豪華な内容なのだが、あまりにも伝説的に駄作過ぎたため、二度と再放送されることなく、またパッケージ化もされていない。ジョージ・ルーカスは製作に関わっていない。ジョージ・ルーカスに「俺に時間とハンマーがあれば、この世に存在するこの番組のすべての録画を見つけて、叩き潰したい」と言わしめている。
実際、ジョージ・ルーカスは、著作権法を使って、ハンマーで叩き潰すのと似たようなことをやっている。この伝説的な駄作は、1978年に一回放送されただけで、その時たまたま録画されたものが、オタク達の間でやり取りされてきた。誰でもやる気さえあれば観られるようになったのは、インターネットが普及して、個人の情報の流通コストが極めて低くなった、ごく最近のことだ。それも、著作権法上違法となる。今現在、ホリデースペシャルを合法的に観る方法は存在しない。titleテキストの、「あまりにも伝説的に駄作だから、オタク度を誇るためには、torrentして観なきゃならんと思ってる? おれも、かつては、そう思ってたよ」からすると、おそらく、Randall Munroeは、bitorrentプロトコルを使って流通しているホリデースペシャルの複製物を入手して観たのだろう。いくら伝説的に駄作だといえ、「駄作過ぎて逆に良作」を期待して、あるいは己がオタクであることの証拠として、観たのだろう。その結果がたぶんこれだ。
なお、スペシャルエディション(特別版)とは別物だ。スペシャルエディションは、オジリナルのスターウォーズのフィルムをクリーンアップして、特殊効果を付け足し、解釈が曖昧な部分を理路判然とさせたと主張する蛇足的な復旧品で、駄作であることはもちろんだが、別物だ。
The Star Wars Holiday Special - Wikipedia, the free encyclopedia
Python
「お前飛んでるじゃないか、一体どうやって」
「Pythonさ」「昨日の晩学んだんだが、もう物事が何でも単純に見えるね」
Hello worldは単に、
print "Hello, world!"「いや、さっぱり分からん、動的型付け? 空白文字?」
「お前も来いよ。プログラミングがまた楽しくなるんだぜ。全く別の新世界がここにあるんだぜ」
「でもどうやって飛んでるんだ?」単に、
import antigravity
とタイプしただけだよ。「それだけ?」
「あと、医療薬品倉庫にあるのを全部試してみただけだよ」
「でも、これがPythonだと思うよ」
ちなみに、Python 3では、print文は廃止された。
3 comments:
I love your blog, please keep up!
+1
体調どうですか?
"It still has this perfect, timeless air about it" のairは "an impression of a quality or manner" の意だと思います。「いまだに完璧で色あせない気品を漂わせている」とか?
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