麻生首相、可視化で冤罪減るとは感じない(産経新聞) - Yahoo!ニュース
麻生太郎首相は4日夜、DNA再鑑定で受刑者が釈放された足利事件に関連し、取り調べの可視化について「可視化すれば直ちに冤罪(えんざい)が減るという感じがありません」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。
ぶら下がり取材の詳細は以下の通り。
【足利事件】
--(平成2年の足利事件で殺人罪などで服役していた元幼稚園バス運転手の)菅家利和さん(62)が今日、(DNA再鑑定の結果)釈放されました。再審が始まる前の釈放というのは極めて異例だが、首相の受け止めを
「再審請求に関する、いわゆる司法手続きってのは今から開始されるんだと思いますけれども、私の知ってる範囲でこれは極めて異例っていうけど、前例はないと思いますけどね。まあいずれにしても無実の罪で17年服役してたっていうのは、こういったようなことはあっちゃいかん。これはつくづくそう思いますね」
--似たようなケースがないとも言い切れない状態の中で、日本では再審請求が認められるのは非常にレアケースだが
「そうですね。今回の場合はDNAの鑑定っていうのが大きな決め手になったんだと思いますけども、昔のDNA鑑定の、いわゆる科学的なレベルと今のレベルとは全然、倍率がまったく違うことになってるんで、そういったケースもあるかと思いますが、これ一概に一般論として答えるのは難しいです」
--この件を受けて、冤罪防止のために、さらなる取り調べの可視化を求める議論が強まると思うが、首相の考えは
「可視化にしたからといって、途端にそれがよくなるという感じはありません」
--そうは言っても、無実の人が捕まって刑に服することはあってはならない
「それ、今、答えた通りです」
--そういった国家のあり方を考える上で…
「国家のあり方ってどういう意味ですか」
--冤罪が起きない国にするために可視化は必要だと思わないか
「ぼくは基本的には一概に可視化すれば直ちに冤罪が減るという感じがありません」
--杉村太蔵衆院議員が…
(秘書官「終わりま~す」)
こりゃダメだ。
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