完全に3Dプリンターで出力した銃らしい。ひび割れるまでに、実弾(Winchester Dynapoint)を14発、発射できたそうだ。
形は銃。弾は銃身と銃床を分離した上で手で装填。薬莢の排出は細長い棒を使って押し出す。撃鉄(撃プラスチック?)を手で引いて、引き金(引きプラスチック?)を引くと、撃鉄が十分な力で動いて弾を叩くようだ。
今気がついたが、日本語だと、銃におけるハンマーとかトリガーが金属を意味する名前になっているのが面白い。撃鉄はともかく、トリガーはもはや、普通に製造されている中でも、プラスチックが使われているものもあると思うのだが。それから、今までストックという意味の銃床(じゅうしょう)の読みを知らなかった。
本当に全部3Dプリンターで印刷されているのだろうか。3Dプリンターで印刷可能なプラスチックだけで、ハンマーをどうやって十分な力で動かしているのか気になる。動画ではやはり力不足なのか、何度も失敗している。
これは日本では免許無く所有すると違法になるのだろうか。銃の定義というのが非常に気になる。実弾を発射する機能があれば銃になるのだろうか。とすれば、万力と金槌の組み合わせは銃だろうか。
2 comments:
銃刀法で示されている銃の定義は火薬を使って金属性の弾丸を撃ち出す機能がある事ですから銃がプラスチックで出来ていてもダメですね
火薬を使わなければ良いのでクロスボウやレールガンなんかは銃刀法違反にはならないみたいです
銃の定義の問題点は、近代的な雷管と火薬を内蔵した弾は、単に強い衝撃を与えるだけで打ち出すことができるという点です。
あるいは、十分な熱を加えても発射できるでしょう。
したがって、弾を固定する機能と、弾に強い衝撃を与える機能か加熱機能を有する装置は、その定義だと銃になってしまうんですよね。
とはいっても、万力と金槌を一緒にしておくだけで銃だというのは解釈が広すぎて危険です。
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