ロスレスと非圧縮をも聴き分けられるオンキヨーのオーディオネットトップ
さらにソフトウェアの面でも高音質を追求し、独自のPureSpaceというソフトウェアが添付されている。このソフトウェアはWindowsのサウンドミキサーをバイパスして音楽を再生するPure Direct Audio Path(PDAP)という技術を採用するオーディオプレーヤーで、
(中略)
PureSpaceが起動中は、他のWindowsアプリケーションが鳴らす音はミキシングされないため、音楽を聴いている時に突然、メール着信音が鳴って気分が台無しになるといったことがない。加えてWindowsのサウンドミキサーは、音を悪くする張本人として悪名高く、これをバイパスすれば音質が高まることは間違いない。生のPCMとロスレスコーデックの音が違う、というのは、実はオーディオの世界ではよくあることで、たとえばTrondheim Solisteneの「Divertimenti」というアルバムなどでも体感できる。SACDとBlu-rayが同梱されており、Blu-rayにはDTS-HD Master Audio、Dolby TrueHD、リニアPCM、Dolby Digital(AC-3)を聞き比べることができる。AC-3が違うのは当然としても、すべての音声トラックが異なる質に聞こえるのだ。
言い換えれば、そうしたロスレスと非圧縮の違いを感じられる程度にまで、クオリティを高めることに成功したとも言えるだろう。本機と同程度の価格が設定されているUSBオーディオは数多くあるが、ここまで高音質な製品は少ない。
WAVにリッピングした音は歪みっぽさが抜け、滑らかでイヤな音を感じさせないクリアな質感表現は、実に堂々としたものだ。一般的なネットトップ+2万円ほどでこれだけの質を引き出していると考えると驚くに値する。
頭大丈夫かな、この人。
5 comments:
HDDメーカーや電力会社別に音の良し悪しをレポートしたのを見かけるけど・・・
雑誌の製品紹介とか、なんとしてでも製品のレビューで「これはいい」と書きたいのだけれども、デジタルオーディオはこれ以上メリットの書きようがなく苦心した・・・。のか?w
>HDDメーカーや電力会社別に音の良し悪しを
有名な話ですね。
かつてレコードが全盛だったころ、あまたの自称評論家、自称専門家達が、様々な主張を大真面目にしたものです。
ターンテーブルに動力を伝えるには、ギアかベルトのどちらが音質にいいか。
どの会社の針が一番音質がいいか。
その後CDというものが出てきたので、その手の評論家はみな職を失いました。
元記事を読みました。なかなか面白いですね。
特にWAVにリッピングした時の音がいい。音の数、情報量がCDからの直接再生より格段に増えてくる。
...ノイズでものってんじゃないの?w
元になっている製品名で検索しててたどり着いた流民ですが、ロスレスとWAVの音質差は、たとえばiPodでも良いイヤホンなら違って聞こえますよ。やってみりゃ違いは判別できるんだから、理解できないなら批判しなきゃいいのに……。
ちなみに、CDよりアナログディスクの方が音はイイですよ。たぶん、聴いたことがないんだね。経験したことがないのに断じる人の気がしれない。
たしかに、すごい記事ですね。ガダルカナルに似てるのは伊達じゃない。
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