2008-01-09

今日は実に暖かい日であった

 今日は実に暖かい日であったので、出かけてきた。  まず、古本屋により、平家物語を買った。  次に、ジュンク堂により、本を一冊買った。  最後に、XBox360のコントローラが古くて消耗していたので、新しいものを買いに行った。  平家物語は、父親が文庫本を買ってきたので、読み始めたのだが、いかんせん、文庫本サイズでは読みにくいし、右ページが本文で、左ページが解説というつくりになっていて、連続して読めない。  そこで、少し古そうな古典大全的なものを買ってきた。本が乱雑に積み上げてある、昔ながらの古本屋で探すことしばらく、ようやく見つけ出した。上下巻をレジに持っていくと、一冊千円と言う。千円、それは定価ではないか。もちろん、当時と今では貨幣価値が違へど、定価で売るとはいさぎよい。二千円出して購入した。  あの手の古本屋は必要なのだが、乱雑に詰まれた本だけはいかんともしがたい。書の価値は読めることにあるという、古臭い思想だ。そもそも、値段を直接本に、鉛筆書きするなと声に出して言いたい。保存状態が悪すぎる。第一目的の本を見つけにくい。奥に座っていたオバハンと話していたのだが、やはり思想が古い。やれやれ、BOOKOFFは本の価値を判断せず、昔ながらの古本屋は、本の保存や探しやすい陳列を重視しない。一方を立てれば他方が立たずとは。

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