マスコミやGIGAZINEが伝えないマジコン規制の本当の恐ろしさ - P2Pとかその辺のお話@はてな
現在、私の知る限り、DRMが掛かっている書籍、ゲーム、音楽、映画などは、残すに価するほどのものはない。だから、残すという話は、私にとってはどうでもいい。DRMをかけたことによって、将来的に困るのは、コンテンツホルダー側である。彼らの作品は残らないのだから、どんなに作品が人気であったとしても、将来、それによって得られたはずの利益が得られなくなるはずだ。
ただし、一体マジコンのごときものを法律で禁止するのは、危険である。所有しているコンピューターを、どのように使おうが、所有者の自由であるはずだ。マジコンが禁止されるということは、その自由を奪うということである。
もっともDSは、自由にプログラミングできないようなコンピューターである。そんなコンピューターは、始めから所有する価値がない。そして、DSというハードも、将来残らないだろう。
IBM PC/AT互換機は、いまだに残っている。これは、彼らが独占的な権利を主張しなかったからである。もし当時のIBMが排他的な考え方をしていたならば、今のIBMのPC市場で地位はなかっただろう。
7 comments:
さすがに理想論が過ぎるんじゃないですかね。
「俺のテナントで商売するなら、テナント使用料は払え」
コンピュータの世界だけ「テナントを勝手に使われても実害がない」という理由で例外扱いするのはいかがなものでしょう。
実害は無くとも、現実のテナントに勝手に入ったら不法侵入ですしね
今のPC市場にIBMの地位は無いような…
いや、なにもDRMを廃止しろと言っているんじゃないですよ。DRMを使った作品は、大抵、後の世に残らないだろうというだけの話です。
>今のPC市場にIBMの地位は無いような…
まあ、ハード市場は、あまり寡占ではないですね。
自由にプログラミングできないコンピューターは所有する価値がないとおっしゃっていますが、いまどき、たいていの家電製品には自由にプログラミングできないコンピューターが内蔵されていますよ。
ゲーム機も家電製品の1つとみなせば、要はその機能が自分の生活に必要か不要かというだけでしょう。
ゲーム機は高級なおもちゃであって、汎用的なコンピューターではありません。
ただし、一体ピストルのごときものを法律で禁止するのは、危険である。所有しているピストルを、どのように使おうが、所有者の自由であるはずだ。
とでも言いますか。
毒薬でも、爆発物でも、麻薬でもなんでもかまわないですが。
単に「暗号化されているコンピュータをクラックする機械」がいままで違法ではなかったゆえ自由だったというだけ。別に世の中法律で禁止されているものはごまんとありますよ。
それは詭弁です。
たとえば、アメリカ合衆国では、修正憲法2条によって、武器を持つ権利が認められています。
だからといって、無制限の殺人が認められているわけではありません。
まあ、日本人留学生射殺事件もありましたし、色々問題は起きているわけですが。
自分の所有しているコンピューターのSDRAMの内容は、自由に書き換えられるべきではありませんかね。
自分の所有している機械のコンデンサが妊娠したら、もちろん自由に取り替えて構わないでしょう。
だいたい、何をもって暗号とかDRMとか定義するのですかね。現実世界のDRM技術では、コピーを防ぐことはできません。ただ、コピーがしにくくなるだけなのです。
思うに、完全なDRMとは、誰にも復号できない暗号だと思いますね。
刀は禁止だけど包丁はOK。
なぜなら包丁は別用途での有効性が認められているから。
マジコンは禁止だけどPCはOK。
なぜならPCは別用途での有効性が認められているから。
マジコンを意図的に排除するのがおかしいというのなら、刀が意図的に排除されているのもおかしいですよね。
マジコンとPCとの定義があいまいだと言われても、刀と包丁だって定義あいまいですよ。
誰が見ても完璧な定義を伴った法なんて存在しません。
だから「刃渡り15cm以上の~」とかいう「14cmなら合法とか意味不明」な定義をとりあえず作るんです。
コンピュータはすべからく自由であるべきという願望も結構ですが、一般人でも手に入れられる「ボタン1つで人を殺せるコンピュータ」ができたら禁止されると思いません?
法は人のためにあるので、SDRAMの内容は自由でうんぬんなんてどうでもいい話ですよ。
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