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上記スレを読んでいて、以下のレスが気にかかった。
ルーミス pdfでぐぐれ、違法サイトでもなんでもない
ルーミスは50年以上前に死去した人物なので
著作権関係が失効しているんだよ
アンドリュー・ルーミスは1959年になくなった。したがって、日本国内では、原書の著作権は2010年に失効しているといいたいのだろう。
しかし、おそらく違うはずだ。日本国内では、まだ一部の著作物の著作権が存続しているはずである。彼の著作は6冊ある。
- Fun with a Pencil (1939)
- Figure Drawing for All It's Worth (1943)
- Creative Illustration (1947)
- Successful Drawing (1951)
- Drawing the Head and Hands (1956)
- The Eye of the Painter (1961)
このうちの、最初の3冊の著作権は、日本国内ではまだ存続しているはずだ。何故ならば、戦時加算があるからだ。ルーミスはアメリカ人であり、著作物はアメリカ合衆国で公開されている。一部の著作物は、終戦前に公開されている。これは戦時加算の対象になる。ということは、
1939年に公開されたFun with a Pencilの著作権は、2020年5月22日(3794日)まで、
1943年1月1日に公開されたFigure Drawing for All It's Worthの著作権は、2019年4月29日(3405日)まで、
1947年(日付不明、仮に1月1日で計算)に公開されたCreative Illustrationの著作権は、2015年の4月29日(1944日)まで、
著作権が存続しているはずである。
後の3冊は著作権が切れている。Successful Drawingは戦時加算が483日しかないので、2011年4月29日に著作権が切れているはずだ。あれ、つい先月なのか?
戦時加算に暦年主義が適用されないというのが、また計算しづらい。
終戦前に公開されて、作者が終戦後に死んだ著作物の著作権の保護期間は、不平等な戦時加算という仕組みのせいで、実に違和感がある。我が国は未だに敗戦国のなのだ。
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