急にPCから異音がしたので、ケースを開けて検証したところ、CPUファンの回転が、明らかに遅いことを確認した。一旦電源を落とし、もう一度電源を入れてみると、CPUファンが回らなくなった。ああ、CPUファンが逝ってしまったようだ。
とりあえずworkaroundとして、普通の扇風機の風を横からあててみた。アイドル時でも、CPU温度が以前より5℃ほど高いが、とりあえずは安定している。
しかし困った。CPUファンというものは、それ単体では売っていない。大抵はヒートシンクとセットになっている。これが、結構高い。数千円はする。今の懐具合では、相当に痛い。
少し前に電源が壊れたので取り替えたばかりだというのに、また新たに故障した。無理もない。このPCは、もうかれこれ4年は使っているのだ。そろそろ寿命なのだろう。
しかし、もし他の、簡単に交換が効かない部分が壊れてしまえばどうしようもない。例えば、マザーボードが壊れてしまえばだいぶやっかいだし、HDDが壊れると、これまでに構築した環境がなくなってしまう。新たにPCを買う金はない。C++の参考書の執筆もできなくなる。さて、困った事だ。
そろそろ、真剣に仕事を探し始めなければならない。いろいろと工夫してみたが、どうも参考書の完成まで、金がもちそうにない。とはいえ、C++の参考書が、片手間で執筆できるとも思えない。やれ難儀だ。
しかし、果たして本という形態が、今の時世にあっているのだろうか。本の執筆を始めるまでは、このブログはC++記事を多く提供できていた。しかし、本の執筆を初めてからというもの、有益なC++の記事はほとんどない。執筆に忙しく、ブログを書く余裕がないからだ。
結果的には、片手間でブログを書いていたほうが、有益なC++の情報を提供できていたのだ。当時は、バイトもしていたし、クソの役にも立たない専門学校にも通っていた。その当時の方がよっぽど有益な情報を提供できていたのだ。
それが、本を書くということで、この二年、ほとんどC++の規格だけを検証してきた。そのため、今の私のプログラミングの知識は、実務的なプログラミングから、だいぶ離れてしまっている。だから、今からプログラミングの仕事というのは、望めないだろう。私のプライドがC++を正しく理解していない職場に甘んずることを、断固拒否するであろうし、かといって、実務的なプログラミングに要求される、C++言語以外の知識が伴っていないのだ。
C++の参考書の執筆中は無収入で、出版にこぎつけたとしても、労力に見合った収入は期待できない。それで今、CPUファンとヒートシンクを買う金にも窮しているわけだ。
結局、こう考えていくと、C++の参考書の執筆は、他人のためにも自分のためにも、無益ではなかろうか。何でわざわざ無益なことをやっているのか。
まあ、「プログラミング言語を記述して、何かを作る」というよりも、プログラミング言語の文法と機能を学ぶことに喜びを見出すようになったバカの報いなのだろう。
1 comment:
2日ほど前までなら、CPUファンがいくつか手元にあったのに…(処分した直後だよ…)どんなファンが逝ったのか、写真載せれば、案外、譲ってくれる人が出てきそうな気がする…。
Post a Comment