筆者がドワンゴに入社して、早六ヶ月がたった。現在、またC++WG論文がたまっているので、読み進めている。現在、N3980: Types Don't Know #を読むのに、思いのほか長くかかっている。筆者はあまりライブラリが得意ではないし、この論文は特に難しいと感じる。この提案は、型にハッシュの事情を考えさせずに、ハッシュ計算に必要な情報を混ぜ込むということを、演算子を定義するが如く簡単に行うための提案だ。ただ、ADLを使うのは個人的に気に食わない。
ところで、今日はドワンゴにエクストリーム出社した。その次第は以下の通りである。
筆者はドワンゴ社員には珍しく早寝早起きなので、午前中(11時50分)には出社のために家を出て、ドワンゴに向かった。西武新宿線は、なかなか電車が来ないので、駅ホームを何往復も歩いた。高田馬場で東西線に乗り換えたが、あいにくと、今日の東西線は、10時51分頃、「茅場町〜門前仲町駅間でトンネル内換気室からの発煙のため、ダイヤが乱れています。」とのことで、九段下までしか行けなかった。さてどうするか。
筆者は完全な裁量労働制であるので、遅延証明書をもらうなどと言った些細な問題を気にしなくてはよい。実に、遅延証明書をわざわざ取得するというのは、時間の無駄であり、筆者の理解の及ぶところではない。それはさておき、遅刻といった概念自体が存在しないものの、C++WG論文を読むためには、会社にいたほうが、現場で働いているエンジニア達の意見が聞けるため、色々と都合がいい。
アナウンスでは、13時頃には復旧の見込みだという。
なるほど、一時間もせずに復旧するわけだ。ならば、久しぶりに神保町に言って、古本でも見てこよう。筆者は九段下から神保町まで歩き、古本を漁り、ニーチェなどを購入した。再び歩いて九段下駅に戻ると、なんと、復旧予定が14時に伸ばされていた。埒が明かぬ。
再び神保町に取って返し、しばらく見物しながら歩いていた所、また東京メトロの駅入り口に出くわした。やはり、今日は東西線を諦めて、別の経路で出社したほうがいいだろう。みれば、たまたま丸ノ内線に乗れる駅であった。丸ノ内線は銀座駅に止まる。銀座駅から東銀座までは歩ける距離だ。
こうして、筆者はエクストリーム出社した。
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この記事はドワンゴにエクストリーム出社した後の勤務中に書かれた。
ドワンゴには、水泳部、ダイビング部、ボルダリング部、スノーボード部など、エクストリーム出社に役立つ同好会がある。
ドワンゴは本物のC++プログラマーを募集しています。
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