2013-03-24

Linux Mint Debianはセミローリングリリース

The Linux Mint Blog » Blog Archive » Linux Mint Debian 201303 released!

DebianベースのLinux Mintが公開されている。

DebianベースのLinux Mintは、セミローリングリリースというモデルをとっているそうだ。これは、Debianのtestingから、さらにLinux Mint開発者が多少のテストをして検証したものをアップデートパックとして配布するのだそうだ。もちろん、ユーザーが望めば、testingやunstableをソースレポジトリにすることも可能だという。

Linux MintはUbuntu互換ではないが、Debian互換であり、Debian用のレポジトリをそのまま使うことができる。

Ubuntuベースに比べた利点は、セミローリングリリースなので再インストールする必要がなく、また動作も軽快だとしている。

欠点は、ユーザーはLinuxやdpkgやaptの知識を求められる。DebianはUbuntuほどデスクトップ利用に重きを置いていないので、不便なところもあるかもしれない。EFI、GPT、セキュアブートのサポートがない。

また、インストーラーはDebianベースのために新たに書かれているそうだ。

3 comments:

Anonymous said...

Linux MintはAdobe Flash Player、MP3コーディックといったプラグインが標準でインストールされるなどという噂が。

江添亮 said...

噂じゃなくて本当ですがな。
ちなみに、ほとんどのGNU/Linuxベースのディストロは、
標準で不自由なファームウェアと、不自由なドライバーをインストールします。
そうでないディストロも、公式なレポジトリで提供しています。


mp3デコーダーの問題は、自由なソフトウェアですが、特許に抵触するのです。
ソフトウェア特許が認められている国では、新規性のかけらもないゴミ特許が多数取られて眠っています。たとえばパナソニックのヘルプアイコン特許とか。
もし特許安全を求めたければ、20年前のソースコードを使うしかありません。

Anonymous said...

s/標準で/選択の余地なしに/