Google Chromeは自動的に確実にアップデートさせるためのプログラムを常に待機させているわけだけど、やはりブラウザには強制的な自動アップデートが必要なのだろうか。
というのも、現在のFirefoxの最新バージョンは3.0.3である。これはパスワードのオートコンプリート回りの問題を直しただけだからいいとして、そのひとつ前の3.0.2は、セキュリティ上の問題を修正するアップデートでもある。これは一週間前に出ている。
アップデートを知るためには、最低一日かかるとして、九月25日から今日までの、このブログへのアクセスは2309件、そのうちの四割はFirefoxユーザである。この内訳を詳しく見てみると、17%のFirefoxユーザーは、いまだに3.0.1を使っている。5%は、いまだに、最初の3.0を使っている。Firefoxにも、起動中にアップデートをチェックする機能はあるのだが、この二割のユーザーは無効にしているのだろう。その結果、一週間も前の脆弱性を修正するアップデートをしていない。恐ろしいことだ。
なお、インストールしてもいないしする気もないQuickTimeやiTunesを、毎回デフォルトでインストールしようとするAppleはお呼びではない。
5 comments:
バージョンを上げると拡張が動かなかったりするんで、
新しいバージョンが出てもすぐにそれを導入とかが難しいんです
拡張を使えないfirefoxなんてそれこそIEの方がマシですし
しかし、3.0から3.0.3は後方互換じゃないんですかね。
firefox独自のjavascriptの拡張が使えなくなる等javascriptの動作が変わったりするんで、
その結果正常に動作しなくなるアドオンというのが結構あるのです
アドオンの作者がすぐに対応してくれるようなものならいいんですがね
そりゃまた別問題ですな。だいたいそれが脆弱性を修正するアップデートをしなくてもいい理由にはなりませんな。
プライオリティや価値基準が違うんだから不毛な議論だよな
hito=脆弱性の修正
Anon=プラグインの動作
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