各ブラウザーのCanvasやWebGLのGPUやドライバーによるブラックリストの具体的な内容がどこかに載っていないかと探したので、忘れないようにメモしておく。各ブラウザーといっても、自由なソフトウェア実装のブラウザーでCanvasやWebGLをサポートしていて主要なものは、FirefoxかChromiumしかないが。
まず、総合的な情報としては、khronosのWikiが便利だ。
BlacklistsAndWhitelists - WebGL Public Wiki
Firefoxでは、以下のページで詳細が公開されている。
Blocklisting/Blocked Graphics Drivers - MozillaWiki
GNU/Linux環境では、Cairo経由でXRenderを使う(Canvas 2Dはこれにあたるか?)。これにはブラックリストはない。WebGLはデフォルトで有効化されている。よほど古いMesaやプロプラドライバーな環境でなければブラックリストには引っかからない。GL layers accelerationは、今のところ無効化されている。
Chromiumは公式にそのようなドキュメントはないので、ソースを読むしかない。ブラックリストはJSONで定義されていて、以下から読める。
[chrome] Contents of /trunk/src/content/browser/gpu/software_rendering_list.json
GNU/Linuxでは、Canvas 2DのGPU利用は無条件で無効化されている。また、WebGLもデフォルトでソフトウェア実装のものが使われている。
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