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世有伯楽、然後有千里馬、千里馬常有而伯楽不常有。
この漢文のうち、不常有がややこしい。これは、常有の部分否定である。だから、「伯楽は常には有らず」となる。伯楽はいつもいるわけではないという意味だ。もしこれが、伯楽常不有だったとしたら、「伯楽は常に有らず」となり、伯楽は絶対にいないという意味になる。ややこしい。
似たような漢文に次のようなものがある。
有徳者必有言、有言者不必有徳。 今両虎共闘、其勢不俱生。
有徳者必有言、有言者不必有徳。
今両虎共闘、其勢不俱生。
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