以前から、下駄が欲しいと思っていた。しかし、わざわざ買いに行くほどでもなかったので、いつまでたっても下駄を履くことはなかった。
この間、一年ほど履いていた雪駄が壊れたので、雪駄を買うついでに、下駄も買うことにした。寺町に、雪駄と下駄ぐらいしか売っていない店がある。
さて、下駄の値段だが、ピンからキリまでである。もちろん、雪駄だって、牛革使用だとか、手で編み上げているだとか、色々と高い物はある。かかと部分に無意味に金具が付いていて、歩くとチャラチャラ音が鳴るような、粋な雪駄は売っていないにせよ、高い物はある。しかし、下駄は、また違った基準で値段が付けられてる。
まず、下駄の大部分を占める木材の値段がある。そして一番重要なのが、鼻緒だ。鼻緒の良し悪しで下駄の値段が左右されるらしい。
肝心の歩き具合だが、すぐになれた。アスファルトとコンクリートだらけの、現代の日本の地面においては、少々歩きづらいかも知れないが。
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