これは、有名なTiobe Indexを参考にしているそうだが、日経は、阿呆か、邪悪な意図をもってすれば、ここまで印象を変えて伝えることができるのだという歴史的資料として保存されるべきであろう。
まず、TIOBE自ら、"The TIOBE Programming Community index is an indicator of the popularity of programming languages. "と言っている。しかし、これは人気度というより、有名度とでも訳すべきである。TIOBE Indexは、大手の検索サイトや質問フォーラムなどで検索をかけた際の量などを参考に算出されている。したがって、人の好みには関わらず、単にインターネット上で多く言及されている言語が上位に来る。
プログラミング言語の表記も嫌になる。C言語はいいとして、Java(ジャバ)、オブジェクティブC、ベーシック、パイソン、パール、ルビー。音訳して何になるというのか。
まあ、ゲーテも言っているように、名前は物事の本質ではない。音訳はまだいいとしよう。しかし、誤った言葉を使うことは許せない。Ratingsを支持率と訳すのは阿呆か邪悪な意図をもっているに違いない。文脈を考えれば、Ratingsは単に割合とか頻度率としか言いようがない。一体頻度をそのまま支持とするとはどういうことか。頻度が高いからといって支持まで高いわけがない。日経の論法を用いれば、「自動四輪車や自動二輪車は、人力の自転車に比べて交通事故による死亡率が高いので、すなわち自動四輪車と自動二輪車は、業務上過失致死の支持率が高い」と言えるだろう。
極めつけは「利用料金」という言葉だ。一体どこのうすらバカのイカレトンチキの包茎野郎がこれを書いたのだ。これは人道上の罪であり、万死をもってもなお償いがたい。
まず、この表は間違っている。無料のC#やBasicの実装は存在する。また、私の知る限り、有料のC言語、Java、C++の実装は存在する。
あるいは、この記事の極悪非道なる全体主義者の筆者は、自由と無料をわざと混同させる目的でこれを書いたのかもしれない。戦争は平和なり。自由は奴隷なり。無知は力なり。
せっかく我らの日本語は、英語のような劣った言葉と違い、自由と無料を意味する言葉が明確に異なる言語であるのに、日経は日本にdouble thinkを蔓延させようと目論んでいる。
結論として、日経は恥を知るならば、これ以上double thinkを蔓延させる前に廃業するべきだ。
あるいは、ハンロンの剃刀で自害するとよい。
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