2009-09-20

臼井儀人、死亡確定

なんて事だ。Michael Jacksonは、私が物心ついた頃から、すでに整形崩れした変人だったので、逝去の報を聞いたときも、それほど驚かなかったが、クレヨンしんちゃんは、子供の頃から読んでいただけに、驚きだ。最近は、だいぶ話の筋がおかしくなっているとは聞いていたが、果たして単なる事故だったのだろうか。

ツバメノートを購入

ようやく脚の痛みがなくなったので、脚の具合をみるため、歩いてみることにした。ちょうど、良質の紙を使ったノートが欲しいと思っていた所である。四条辺りに行くことにした。

四条の河原町あたりは、相変わらずの人混みだ。しかし、なかなか文房具屋が見つからない。母親にメールで訊ねてみると、壺中堂という店があるらしい。さっそく向かった。

行くと、ツバメノートが売っていた。やれやれ。さっそく購入した

せっかくここまで来たので、古本屋に立ち寄っていくことにした。確か、京阪書房に、長門本がおいてあったはずだ。延慶本と玉葉があるかどうかを確認しにいくことにした。

果たして、延慶本と玉葉はあった。延慶本は一万円、玉葉は二万五千円だった。とりあえず、神保町で買ってきた本を読み終わったら、購入を考えることにした。どうせ、そうそう売れまい。

さっそく、家に帰って、書き味を確かめてみた。たしかに、悪くない紙だ。ただし、私の使っている万年筆は、メモ帳用に使うこともあり、かなり線が細いものなので、味気なく感じた。プラチナ万年筆の#3776バランス、細軟である。

親父の万年筆を使ってみる事にした。刻印が、14K585とあり、その下に5とあることから、5号のニブである。おそらくは、パイロットのCUSTOM 74 であろう。線の太さはMなので、当然、ぬらぬらとした書き味なのだが、どうもやはり、パイロットはなじめない。プラチナ万年筆の方が良いと思う。

さんずいのある漢字は書きづらい

最近、漢字をうまく書く練習をしている。思うに、さんずいをもつ漢字は、バランスが取りにくいと思う。

また、現代の漢字は、国語教科書の影響を受けすぎているように思う。教科書以前の漢字は、活字、実際に書く字は、結構違っていたようだ。

くさかんむりには、三画と四画の二種類がある。最近は、三画に統一されている間があるが。教科書以前の漢字は、一般に三画で書くとされている字と、四画で書くとされている字があったらしい。漢字の細部というのは、教科書以前には、あまり統一されていない。「良」という漢字の部分があるが、これなど、五種類の違いがある。根本的には、全部同じらしい。

活字と書き文字とは、本来異なっていた。細部の違いは、あまり問題にされなかった。

例えば、しんにょうは、一点と二点があるが、昔は、活字は二点で、実際に書くのは、一般に一点だったらしい。どちらも同じとして許容されていたのだろう。

インク壷のある風景

万年筆を使うからには、インク壷からインクを補充する作業にあこがれる。そこで、数日前、コンバーターを買ってきた。さて、今朝ちょうど、カートリッジのインクがなくなったので、洗浄をした後に、コンバーターを試すことにした。

プラチナ万年筆は、あまりコンバーターに力を入れていない。そもそも、プラチナ万年筆といえば、あの独特のカートリッジが有名だ。プラチナ万年筆の純正コンバーターは、ねじを回すことによって、ピストン式にインクを吸い上げる方式だ。

まず、インク壷の蓋を開ける。ペン先をインク壷に全部浸ける。そして、ツマミを回す。失敗。空気が大量に入ってしまった。また、手にインクが付いてしまった。

二度目の挑戦で、何とか成功した。ペン先全体をしっかりインクの中に水没させるのと、ツマミを極めてゆっくり回すのが重要だ。

これはいい。机の上にインク壷のある風景は、じつにいい。さっそく、字を書く練習でもしよう。

2009-09-19

万年筆と紙

万年筆を使い始めて早や五ヶ月。そろそろ、紙の質が気になってきた。書きやすい紙もあれば、極めて書きにくい紙もある。

ひとつ困っているのは、ノートだ。あまりにも高いものを使おうとは思わないが、一冊数十円で売られているノートの質の悪いこと悪いこと。縦書きのノートは、そもそも安い物があまりないだが、横書きで、いい紙を使っているノートはないだろうか。

ググった所、ツバメのノートというのが、質が高いらしい。一冊数百円ぐらいだろうか。まあ、ノートはそれほどすぐに消費するわけでもないし、数百円ぐらい出してもいいだろう。明日にでも、探してみることにする。

2009-09-18

JavascriptとCanvasによるファミコンエミュレーター

JSNES: A Javascript NES emulator

JavascriptとCanvasを使ったNES(ファミコン)エミュレーターを実装したと主張している。Chromeならば、パフォーマンスも申し分ない。

にわかに信じられないが、どうやら本物らしい。

もし本当だとしたら、本物のROMを使用しているようなので、合法ではないのであまり深く追求しないが、ソースをみる限り、本当にエミュレーターを実装しているらしい。サイトの説明によると、vNESというエミュレーターを、JavascriptとCanvasを使うように移植したのだとか。

ところで、もし本物だとして、本当に本物のカートリッジからダンプしたROMを使っているのだとして、一体どうやってJavascriptからバイナリファイルを扱うんだろうと思って調べてみた所、どうやら、バイナリファイルではなく、スラッシュ区切りの十進数文字列にしているようだ。なるほど。それなら使える。

まあ、私は将来、クライアントサイドのWebアプリがもっともっと強力になることを信じているので、ファミコンエミュレーターぐらいなら、いずれ出てくるんじゃないかとは思っていたが、こうやって実際に動く例を、この時代に見るとは思わなかった。

技術的な話をすると、問題は音だ。audioは、URLとして渡されたソースを再生することしかできない。完全にクライアントサイドで、強力なWebアプリを作ろうとするならば、例えばPCMを生成して再生させるぐらいのことは、できてほしい。需要さえあれば、規格化されるだろうか。

関連事項として、WebkitがWebGLをネイティブに実装したということもある。3Dの描画を扱うのならば、音の需要も出てくるはずだ。

こんな英語学習ツールが欲しかった

Steve Jobs: What is Truly Important? - EnglishCentral.com

こんな英語学習ツールが欲しかった。プレスリリースによると、10月15日までは無料。それ以降は、有料コンテンツと無料コンテンツが混在するようになるのだとか。

試してみたが、私の発音でも高得点が取れる、なんだか緩い評価となっている。ただ、th, v, r, l、だけは、日本人として、やはりどうも苦手だ。頭では分かっているが、舌が回らない。

追記:ふざけて、いかにもジャップっぽいアクセントでやってみたが、それでもCはとれたりする。評価が緩すぎると思う。まあ、通じればいいのかねぇ。

2009-09-17

延慶本の文覚の発心譚が興味深い

周知の通り、平家物語には異本が多数存在する。一番有名なのが、覚一本である。今日の一般人が、平家物語を読もうとすれば、まず覚一本を読むだろうと思う。それも、龍谷大学所蔵の本を底本にしたものである。なぜなら、岩波から出ている平家物語がそうだからだ。

ほかにも異本は様々あるが、私は、まだ覚一本と源平盛衰記しか読んでいない。

延慶本というのがある。これは、最も古体を残していると言われている本である。とは言っても、延慶時代(1308年 - 1310年)に、根来寺によって写本されたもので、明らかに、全体的に書き直されたと推察できる証拠もあり、また、根来寺の宗派の影響も受けているので、これをもって原平家物語ということもできない。しかも、盛衰記からの影響を受けたとみられる箇所もある。

今まで、読んでいなかったが、ふと文覚の発心譚の部分を読んでみると、だいぶ興味深い。世間一般の文覚の逸話とは、だいぶ違ったことが描かれている。

ただし、どうみても脚色が甚だしい。ことによると、源平盛衰記よりひどいかもしれない。

ただし、よく書けている。かなり文学性は高いと思う。

とりあえず、全部通して読んでみることにする。

ゲームここまで抽象化できるとは知らなかった。

抽象化されたゲームたち - Radium Software

The Linear RPGは、一直線の道を進んでいくだけだ。といっても、あまりに早く先に進みすぎると、死んでしまう。そこで、行きつ戻りつ進むことになる。背景に、かつてないぐらいナンセンスな文章があるので、暇つぶしにそれを読みつつ、右往左往することになる。この文章は、本当に暇つぶしにちょうどいい。文章をちょうど読み終える程度のレベル上げ作業でクリアできる。

Progress Questは、自動で勝手に進められていくゲームである。起動して、ステータスを決めると、勝手にゲームを進めてくれる。

確か昔、ただひたすらボタンをクリックするだけのゲームがあった気がする。クリック回数によって、勝手にレベルが上がっていったり、ナンセンスな文章が表示されたりした気がする。名前を忘れてしまったのが残念だが、あれも結構面白かった記憶がある。

すばらしいアニメーション

Dad's at Work
Dad's Home

これは最高に面白い。

追記:Dad's at workが常に音を出すので、埋め込み方法を変更。

nVidiaの立体視映像

nVidiaが立体視に力を入れているというのは、ドライバのコントロールパネルに、そのような項目があることからも伺える。ところが、120Hzの液晶ディスプレイが必要だったり、専用眼鏡が必要だったりと、何かと敷居が高い。第一、実際に体験した人のレビューを聞かない。

と思っていたら、とうとう見つけた。

「佐藤カフジのPCゲーミング道場」 最新の3D立体視デバイスでPC版「バイオハザード5」をプレイ! - GAME Watch

現行では、ディスプレイを手に入れるのも一苦労らしい。しかも、WUXGAではない。

レビュー内容は、かなりのベタ褒めである。もっとも、これはスクリーンショットなどで確認することもできず、実際に自分で試してみるまでは分からないので、この記事が正しいかどうかは、分からない。

ステレオ効果OFFの場合、「テストA」で70.9fps、「テストB」で39.5fps。ステレオ効果ONでそれぞれ42.1fps、30.0fpsとなった。ステレオ効果OFF時に比べると、ON時ではそれぞれのテストでおよそ60%(40%ロス)、75%(25%ロス)のフレームレートになっている。

また、ベンチマークの結果を別の視点で考えると面白いことがわかる。「テストA」に対して「テストB」でどれだけフレームレートが低下しているかに注目すると、ステレオ効果OFFの場合45%ほどの低下がおきていることに対し、ステレオ効果ONの場合は29%ほどの低下にとどまっている。

数学には詳しくないのだけれど、パフォーマンスというのは、Frames per Secondではなく、Seconds per frameで表現した方が分かりやすいと思う。今、試みに、Milliseconds per frameを計算してみると、

テストA: OFF 14.1043724, ON 23.7529691 (OFFに比べて、68.4%のパフォーマンスの低下)
テストB: OFF 25.3164557, ON 33.3333333 (OFFに比べて、31.6%のパフォーマンスの低下)
「テストA」に対して「テストB」でどれだけパフォーマンスが低下しているかというと、
OFF 79.4%, ON 40.3%

フレームレートで考えるのは害悪だと思う。この記事では、パーセントを使っているので、まだマシなもの、たまに、「FPSがいくつ上がった」などという言葉を平然と使っている文章を見かける。

民主党、早くも記者クラブとべったり

広く開放するとかいう話はどこへ消えましたか。

民主党が公約を守らない政党であるならば、外国人参政権も守ってくれないだろう。我々日本国民は、むしろ約束を守らない民主党に感謝すべきである。

憲法改正しなければ、外国人参政権なんて違憲だろうけど。

2009-09-16

オンラインブックマークというWebアプリについて

オンラインのブックマークサービスを提供しているWebサイトがいくつもある。国内で有名なのは、はてなブックマークだし、海外でも、diggが有名だ。これらのWebアプリは便利であるが、私は、半分しか利用していない。

このブックマークサービスというのは、任意のURLを、オンライン上でブックマーク出来るというサービスだ。大抵は、そのブックマークにコメントが付けられたり、ブックマークしている人の数が分かったり、などというサービスも提供している。はてなブックマークであれば数百、diggであれば数千のブックマーク数を得たURLというのは、少なくとも、何らかの価値を有している事が多い。そういう点では、有り難いサイトである。例えば、大抵のブックマークサービスでは、最近急にブックマーク数が増加したサイトのフィードを吐いてくれるので、これをフィードリーダーで購読しておけば、今ネット上でホットな話題が、すぐに分かるというわけだ。自分にとって価値があるかどうかを、タイトルだけ読んで判断でき、面白そうであれば、実際のサイトに飛んで、じっくり楽しむことが出来る。そのため、価値のあるサイトを探すという手間が省け、そのぶん、実際のコンテンツを楽しむ時間に費やせる。まったく、便利な世の中になったと思う。

かように、私はオンラインブックマークサービスというWebアプリの恩恵を多大に受けているわけだ。ただし、自分で積極的にブックマークをしようとは思わない。これらのサービスは、ブックマークレットや、ブラウザのプラグインなどを提供していて、ブックマークするのは、それほど手間でもないのだろうが、やはり、わざわざ自分でブックマークしようとは思わない。読むだけで十分である。

従って、私は、半分だけ利用しているというわけなのだ。とはいえ、わざわざブックマークする人がいるからこそ、私のような利用方法も成り立っているわけで、全員が全員、私のような使い方をしていたら、このサービスの価値はなくなってしまう。もちろん、2chの様な掲示板を、書き込まずにROMに徹している人間も多いので、その辺は価値観の違いなのだろう。別に、誰も「ブックマークをせよ」と強制されているわけでもないし、それは自由である。

ただ、このブックマークサービス、ひとつ弊害があると思う。コメントだ。多くのブックマークを得たWebサイトは、それだけの注目されるコンテンツを作るのに、それなりの努力をしているはずだ。(中には、炎上するような内容で、その結果、つるし上げる形で、ブックマーク数が増えるというのもあるが、それはまた別の話である) それらのサイトは、メールアドレスを公開したり、コメント機能を設けたりと、読者からのフィードバックを欲している事も、よくあることだ。ところが、最近の傾向を見るに、このコメントは、ブックマークサービス側に寄せられていて、実際のサイトには書き込まれていない。

これは果たして、最上と言えるであろうか。

旧字体

七月よりメモ帳と万年筆を持ち歩くようになりしよりこのかた、暇な待ち時間などに、日記物などしたるが、ちよつと気取つて、分かる範囲で、旧字旧かなで書くやうにしてゐる。

抑、旧字のいくつ候やという疑問のありけるが、300に満たない数なりとぞ、物のWebサイトに書かれたり。就中、多くは新たに作られたるものにはあらで、俗字を以てこれにあてたるものなり。つらつら見侍りしが、いくつかの漢字は、無下に複雑なものあり、明らかに異質な筆の運びなるものありなんどして、なるほど俗字を以て新字体とするのも、当然の理と覚ゑたれど、不可思議のもの尚存す。

廢を廃せるは理なれど、沒を没とせしは、いかなる故にかありけむ。おぼつかなし。

擬古文風に書くのは疲れる。

没、沒の他にも、壹と壱も、よく似ており、複雑さもあまり変わらないと思う。おそらくは、似たような異字体が複数用いられていて混乱するので、統一したのだろうか。その辺の事情をまとめた本などがあれば、読んでみたい所だ。

2009-09-15

These people really need health care

Well, whether "public option now" or "no public option", all of these people are extremely fat and need health care immediately.

The public option is a government health insurance program. President Obama really push this. The reason US needs health insurance runned by goverment is that current profit insurances are not affordable for poor people. There are many protesters who claims that Obama want to destroy current insurance and what not. Some aurgment doesn't make sense at all but they believe it anyway.

US of A people tend to prefer small government: that is they don't like too much involvement from the goverment. That's why there are many protesters against non-profit health insurance by government. they just want government to leave them. They want to do it by themselves.

However, how could poor people get health care with profit health insurance? That's why Obama want to change it.

Some say these protesters are derived by the rich fat health insurance company. I don't know the truth though.

btw, I've heard that US health insurance has lifetime limit to how much treatment one can get. I've never heard these things in Japanease health insurance, or is it?

2009-09-14

先の時代精神3

またドラえもんの話。

「ウルトラミキサー」の回で、のび太家のトイレは和式であることが描かれている。

「王かんコレクション」の回では、切手コレクションが大流行である。これは当時、実際に流行ったらしい。私の亡くなったじいさんも、結構な数の切手をコレクションしていたはずだ。

「アソボウ」では、のび太のパパが、高級そうなコンポを買っている。もちろん、CDではなくレコードである。作中では、「ちがうなぁやっぱし! からだのしんまでずんずんひびくよ」と言っているが、現代の我々が、レコードなんぞで音楽を聴いた日には、雑音だらけのヘボい音と看過するに相違ない。

私の親父曰く、当時は、「どの会社のレコード針がいいか」とか、「レコードを回転させるには、ベルト駆動かギヤのどちらがいいか」、「スピーカーはどれがいいか」などと言ったことで、喧喧諤諤の論争があり、それで飯を食っている評論家も、大勢いたらしい。親父曰く、「CDの発明により、レコード針や駆動系の会社、それに評論家達は、なんも悪いことしてないのに、皆、職を失った。Aなのか、Bなのかと争っている間に、いや実はCなんだ、イロハなんだ、甲乙丙丁なんだといった、全く違う物が登場して、AもBも、どうでも良くなってしまう。時代とはそういうものなんだ」と。スピーカーに関しても、当時良しとされたスピーカーの特性を計測すると、見事にドンシャリなんだとか。

「昔の常識は今の非常識」とは、私の高校時代の国語教師の口癖だったが、よく言ったものである。現代にも生き残っている、昔気質な評論家の例。
HDDで音質が変わる
本田雅一の「週刊モバイル通信」

「たとえ胃の中、水の中」の回の最後に、のび太がインク壷を飲み込んでしまうというオチがある。インク壷は、万年筆を使っていなければ、そこら辺に転がっているわけがない。

かように、万年筆は、一時期、小学生でも使っており、非常に便利な者だったのだが、何故こんなに廃れてしまったのだろう。ペンを垂直に立てて書く必要のある、ボールペンなどより、よほど自然で書きやすいペンだと思うのだが。

追記:もちろん、未だにレコードには根強いファンがいる。物理的な音溝に針をあてて音を得るというのは、じつにアナログで分かりやすい仕組みだ。また、真空管アンプのファンもいる。真空管など、ノイズに弱いどころか、それ自身がノイズの発生源であるにもかかわらず、だ。ある実験では、ランダムなノイズが混じっているほうが、人は音質がよいと思う傾向にある、という結果がでたらしい。まあ、なんと言おうと、趣味の世界にいる人の決意を覆すことは難しい。

例えば、万年筆だって、機能的には、ボールペンに劣っている。手入れが必要だとかいう点もさることながら、ブルーブラックのインクでさえ、耐水性、耐光性という点で、油性ボールペンに勝てないのである。最近は超微粒子の顔料インクが開発されており、これを使えば、ボールペンにも勝る耐久性を有する字を書けるが、やはり、染料インクに比べれば、手入れが難しい。油性ボールペンは、前述の通り耐久性もさることながら、非常に安価で手入れも必要ないということもあって、到底、万年筆の及ぶ所ではない。

知ることと知らないこと - For How Much Longer Do We Tolerate Mass Murder? 出張所

たまたま、手元に村上春樹の短編集、「夜のくもざる」があったので、「ずっと昔に国分寺にあったジャズ喫茶のための広告」風にコメントを書いてみた。

まあ、経験の違いでしょう。 私が子供の時分、すでに万年筆は絶滅して久しかったのですが、家に万年筆はありました。 たまには、万年筆で字を書いていました。 そんなわけで、私は万年筆について、よく知っていたのです。 家にレコードはありました。ただし、レコードプレイヤーはありませんでした。 というのも、私の両親はCDが発明されるや、その音質の優れた事に感動し、すぐに鞍替えしてしまったからです。 そんなわけで、私はレコードについては、よく知らないのです。 どうかそのことで筆者に詰め寄ったりしないでください。もともとそういうことになっているのです。

まあ、そもそも私は音楽にあまり興味がないというのも、あるのだが。

久々にやってしまった

今日の昼食はサンマにしようと、大根おろしに精を出していたら、米を炊いている鍋からなにやら焦げたにおいが。しまった。ふきこぼしたのを見逃したか。あるいは、元々水が少なかったのかも知れない。とりあえず、これ以上焦がすわけにもいかないので、まだ時間が足りない気もするが、火を止めて蒸らすことにした。多分焦げているだろうなぁ。

サンマだけ先に食べつつ、戦々恐々。

追記:焦げている上に、芯のあるご飯になっていた。仕方がないのでお粥とする。

追記二:今日はよほどツイてない。脚はいまだに痛い。ぼんやりと足を引きずりながら部屋の中を移動していたら、飲みかけの豆乳が入ったコップを蹴り倒してしまった。何故床にコップなどを置いたのか覚えていないが、今さら言っても始まらない。白濁液が床に飛び散っているの図は、ますます気分を消沈させる。拭き取ろうとトイレットペーパーを取りにトイレに行ったら、何と一巻きぐらいしか残っていなかった。まだ買い置きが残っていたはずだと押し入れの中を引っかき回すハメになった。何で週の初めからこんな憂鬱にならねばならぬのか。今週末には一般曹候補生の一次試験もあるというに。

今日は何をやってもうまくいく気がしないので、おとなしく家に閉じこもって、脚を休めることに専念しよう。歩くだけで痛むのは、少々問題だ。昨日、ジョギングを再開するまでは、問題がなかったはずなのに不思議だ。訓練からかえって数日は、肩と肘の痛みを取るため、家で安静にしていたから、気がつかなかっただけかも知れないが。

文覚が頼朝に与えた影響について

平家物語の諸本では、文覚は劇的な活躍をしている。

平家物語の諸本の一致して伝える所では、治承三年(1179)三月日に、文覚は後白河院に寄進を強訴して、伊豆に流されている。頼朝の挙兵が治承四年なので、ものすごく早い展開だ。流されてまもなく、文覚は頼朝と会い、説得し、京都―伊豆間を往復し、平氏追討の院宣を取ってくるという筋書きになっている。

もちろん、史実は異なる。実際の文覚の勧進は、玉葉によれば、承安三年(1173)四月二十九日の事である。頼朝の挙兵までには、まだ七年もの長い時間がある。平家物語は、物語の展開を劇的に見せようと、このような日付の改竄を、頻繁に行っているのである。さらに、文覚は治承二年に、勅勘を解かれて帰京しているのである。理由は、建礼門院が安徳天皇を出産したことによる大赦によってだとされている。だから、愚管抄にある、「四年同ジ伊豆國ニテ朝夕ニ頼朝ニ馴タリケル」とあるのは、間違ってはいないと思う。承安三年に流されたのなら、四年ではなくて、五年かも知れないが。

さて、愚管抄を信じるとするならば、文覚自身が、頼朝に院宣を渡したなどというのは、ヒガ事であるという。ただし、愚管抄には、文覚が空気を読んで、後ろ押ししたなどという事が書いてある。「ソノ文覚、サカシキ事ドモヲ、仰モナケレドモ、上下ノ御ノ内ヲサグリツヽ、イヽタリケルナリ」

ただし、頼朝と文覚の間は、結構深かったようで、頼朝は木曽殿を勘発するのに、文覚を差し向けていたりする。玉葉寿永二年九月二十五日に、「伝聞、頼朝以文覚上人令勘発義仲等云々(つたえきく、よりとも、もんがくしようにんをもつて、よしなからをかんほつせしめたりとうんぬん)」とある。

ところで、この辺りの事情を考察するにあたって、玉葉という重要な資料がある。玉葉の筆者である九条兼実は、愚管抄の筆者とされている慈円の、実の弟にあたる。原・平家物語の筆者とされている、信濃前司行長は、九条兼実の家来で、慈円の弟子だったというから、平家物語、愚管抄、玉葉の関係は、驚くほど狭い話である。

玉葉もいずれ読もうと思っているが、愚管抄より読みにくい。有職の公家の日記なので、当然のことながら、変体漢文で書かれている。平家物語や愚管抄の好い所は、仮名文字で書かれていることなのだ。だから、平家物語や愚管抄ならば、誰でも読めるが、玉葉は、誰でもと言うわけにはいかない。漢文を読むのは、やはり仮名文字より面倒だ。

それに、玉葉を手に入れるのに、また古本屋を巡らなければならないだろう。しかし、もし玉葉が京都の古本屋に売っていなかったら、詐欺に近い。源平盛衰記が売っていない時点で、十分、京都の古本屋の事情は悲惨なのだが。

とりあえずさしあたっては、愚管抄を読破しなければ。

2009-09-13

運動

予備自補の訓練から帰ってきた時点で、額に手のひらを付けることが出来ないほど肘が痛かったものの、昨日は、痛みを感じないほどになった。念のため一日みて、今日、運動してみることにした。

ところが、走ろうとすると脚に違和感を感じる。1kmも走らないうちに、脚が進まなくなった。仕方なく、走るのを断念する。一年以上運動しない所から走った時でさえ、こんなにおかしくはならなかったはずだ。どうやら、空気イスと屈み跳躍の影響が、まだ残っているらしい。

歩くのさえつらかったので、その場で一時間ほどストレッチをして、脚の痛みが治まるのを待ってから帰った。やれやれ、どうしてくれよう。

2009-09-12

予備自補:Naughty sort of things

In this post, I'd like to write about naughty sort of things at Reserved JSDF(Japanese Self-Defence Force).

These sort of things are very important for men. I think I can safely say that almost all man DO masturbate in daily basis. However, these sort of things are hard to tell. That's why I choose English as the language to describe it. That way, I can avoid some of my friends from reading this post, yet I can tell others who has some interests for these kind of things. For that purpose, I should better learn Swahili or something.

So, this post is extreamely naughty and shouldn't be recommended for these people who dislike these sort of things.

Before I write, I must mention about myself. I reject reality and prefer HENTAIs. Think about it. There is no chicks who has a face worth staring it. These hotties you see in photos and movies are almost always photoshopped. The real world is ugly and sucks. That is the reason I choose HENTAIs.

However, Not much people agreed with this idea, and there is no exception in JSDF. Most people prefers real chicks(which I can't understand it though). So, you should be carefull before talking about HENTAIs.

About the dirty talk. At JSDF training, There were 5-10 of us, have to live in one room, no furniture, 'alf the flore was occupied by beds, and no such fancy word like "private". We are men yet We have completly different backgrounds, so what is the best things to talk? About the training, abusing somebody who haven't been there, and these naughty things.

We were talking about these Nudge nudge thingy like how to fuck girl and how does it feel. There are virgin and non-virgin together so it's very interesting to listen about what they're talking about. I, however, doesn't involving these discussions because basically I hate reality. Especially, I can't understand what's good for visiting so-called "soap"(Japanese whore house). Why I have to spend my money to fuck ugly stupid whores? I wouldn't do that if they were paying to me.

How to get a porn is a bit difficult problem. There is a PX(Post Exchange) in JSDF station(J-Ground-SDF use the term 駐屯地 which is officially translated to station.) It offers some dirty books, But not so good. I wonder how could they sell such bad books. It's like they are challenging us "If you can jack off with it, do it". It's Ridiculous. And only one HENTAI book. WTF.

If you have good smartphone, just google'd any porn as you damn well please. That is the best way to get porns from inside the JSDF station.

Now you got your porn. But! There isn't many place you can masturbate with it. Perhaps inside the bath is the only place you can perform required operations.

btw, you don't need to jack off anyway. I got no erection at all within the 10 days of training(and yes I am completely healthy). Even when I read the penguin-club. The reason is simple. Training is hard for both physical and mental. I don't need to be bothered these dirty things.

C++のvolatileについて

ある朝、hitoが不安な夢からふと覚めてみると、2chのC++0xスレで、volatileに関する不毛な話題が繰り広げられているのに気がついた。

C++0x 6

各参考書における、volatileのぞんざいな扱いと、アトミックな操作が可能な処理系では、大抵、処理系独自の方法が用意されていることを考えれば、volatileなど何の役にも立たない無駄機能であることなど、すぐに察せられるのではないだろうか。もし、volatileが本当に役に立つのであれば、参考書はこぞって詳しく取り上げているはずだし、各処理系は、わざわざ独自の方法など用意しなくても良さそうなものである。

どうせ無益だとは思うが、こういう時は、規格を読むのが一番早い。volatileの挙動については、1.9 Program execution [intro.execution]に書いてある。そのほかの箇所に書いてあるのは、型としてどのように振る舞うかという問題だ。

1.9のパラグラフのうち、p1からp6までは、"abstract machine" とやらの定義と、処理系がどのように追随すればいいかということを規定している。それによると、処理系の実装は、見た目が同じならば、どのように実装しても良いらしい。ここまでは、volatile限定ではない一般的な話だ。

さて、p7に、いよいよvolatileの事が書いてある。それによれば、

volatileなlvalueであると示されているオブジェクトへのアクセス、オブジェクトの変更、ライブラリのI/O関数、また、それらの操作を行う関数の呼び出しは、すべて副作用である。すなわち、実行環境の状態を変える事を言う。式の評価は副作用を引き起こすかもしれない。シークエンスポイントと呼ばれる、実行順序のある点において、それまでの評価による副作用はすべて完了していなければならないし、後続の評価によってもたらされる副作用が起きてはならない。

ところで、これはC++03の文面である。ご存じの通り、C++03には、マルチスレッドという概念そのものが存在しない。よって、この規定も、スレッドがない環境のことしか考えていないのだ。

よく分からないのでコードを書いてみた。

void f()
{
    volatile int x = 0 ;
    // この時点で、xはすでに0である。
    ++x ; // #1
   // この時点で、xはすでに1である。まだ2ではない。
    int y = ++x ; // #2
}

#2が評価される時点で、すでに#1の評価と、それに伴う副作用の適用は、すべて終了してますよということだろうか。でもこれは、volatileがなくても当然じゃなかろうか。スレッドがない環境では、これぐらいしか思いつかない。他には例えば、翻訳単位が複数あり、レジスタというものが存在する処理系で、externを使って外部の変数を参照していた時、常にレジスタ上に変数を置いていては、メモリ上の値と同期しない場合がある。そういう場合においても、動作を保証するだとかだとか、そういうこともあるのかもしれない。その場合は、volatileの変数に対する積極的な最適化をしない方向で実装されるだろうと思う。volatileが、積極的な最適化をしないという修飾子だという迷信が広がっているのは、このため歟。何にせよ、処理系に依存しすぎていて、純粋な規格の範疇からは外れてしまう。

スレッドは存在しないが、割り込みはある。p9に規定されている。割り込みが起こった時点で、volatile sig_atomic_t以外の型のオブジェクトの値は、不定であり、volatile sig_atomic_t以外の型のオブジェクトを変更した場合も、未定義である。

つまりはこういうことだろう。

volatile int x ;
volatile sig_atomic_t y ;

// 割り込み用の関数
// 終了したら、割り込み時の実行に戻る。
void interrupt_handler()
{
    ++x ; ++y ;
}

void f()
{// f()の実行中にinterrupt_handler()による割り込みが実行されるものとする。
    for ( int i = 0 ; i != 10 ; ++i )
    { ++x ; ++y ; }
}

void g()
{
    x = 0 ; y = 0 ;
    f() ;

// xの値は未定義
// yの値は11
}

割り込みならば意味があるが、型がvolatile sig_atomic_tでなければならない。

もう一度言うが、スレッドがどういうものなのか、C++03は知らない。もちろん、処理系はこれらの挙動と同じであれば、それでいい。それ以上のことをしてもかまわないわけだ。例えば、型がvolatile sig_atomic_tでなくても、割り込み時にアトミックな操作が保証されるだとか、スレッドというものが存在する処理系においては、スレッド間でもatomicな動作を保証するだとか、そういう風に実装するのは、処理系の自由である。ただし、実装しなくても、一向にかまわない。

ちなみに、C++0xでは、p7相当の文面が消えてしまっている。たぶん、registerと同じで、あまり役に立たなかったからだろう。
p13に残っていた。ただ、文面がだいぶ変わっている。これ、使い物になるんだろうか。

そもそも、C++0xでは、アトミックな操作が標準ライブラリに取り入れられているので、volatileなどという、不透明な修飾を用いる必要などないだろう。

2009-09-11

予備自補:靴磨きについて

自衛隊では、半長靴と呼ばれる革靴を履く。革靴を使うにあたって問題になるのが、手入れだ。スニーカーなら、丸ごと水洗いでもすればいいのだが、革靴はそう易々と水洗いするわけにはいかない。よほどのこと、例えば、雨や泥や海水に浸かったのでもない限り、水洗いするべきではない。

靴磨きやベッドメイク、アイロンといえば、いかにも軍隊的な躾だ。ただ、予備自衛官補だから緩いのか、教えられた靴磨きの方法は、どうも最上とはいいがたいものだった。

  1. ブラシで土埃を落とす。
  2. 官品のチューブ入りのリキッドクリームを、ブラシで擦りつける。
  3. ウエスでこする。

予備自補とはいえ、どうもこれはあんまりだと思う。私もあまり詳しい方ではないが、だいたい調べた限り、以下のような手順が一般的ではなかろうか。

  1. 泥、海水などの汚れがあまりに酷い場合、水洗い。
  2. 単なる土埃程度なら、ブラシで落とす。
  3. 汚れ落としを使い、前の靴墨を落とす。
  4. 皮が固いなどの場合は、ミンクオイルを塗る。
  5. しばらく放置
  6. ワックス入りの靴墨を塗る。
  7. しばらく放置
  8. ウエスでこする
  9. 水を数滴つけて、靴先を鏡面磨き

個人的には、鏡面磨きは、見た目が良いだけで、靴にとってはどうかと思うのだが、まあ、訓練ならありだろう。

また、水の代わりに、唾液を使う方が好いと主張する人がたまにいる。個人的には、唾液はよろしくないように思う。また、塗るだけでピカピカになるという触れ込みのお手軽クリームも、あれはペンキを塗っているのと、あまり変わらないのではないかとも思う。

2009-09-10

予備自補:タバコについて

今さら言うまでもなく、私は、タバコが大嫌いである。タバコなんぞを吸っている阿呆は皆、生きている価値がない。しかるに、自衛隊はこのタバコの問題に関して、実に無頓着である。

自衛隊では、灰皿のことを煙缶(えんかん)と呼ぶ。この煙缶が、建物の出入り口には、大抵設置されている。理不尽の極みというほかない。出入りのたびに煙を吸わねばならぬし、ドアは常に開放されているので、煙が廊下を通って、居室内まで入り込んでくる。一日のうち、煙を吸わないと言うことは不可能である。実に腹立たしい。私としては、もし民主党が、タバコを全面的に禁止してくれるのであれば、たとい日本がジンバブエやソマリア並みの経済になろうとも可である。もっとも、ジンバブエやソマリア並みの経済になって、麻薬がはびこらないわけがないのだが。

このタバコの問題のため、現在、私は自衛隊に入る意欲を、半ば喪失している。一応、秋の試験は受けるものの、何か別の働き口も模索せずばなるまい。

2009-09-09

先の時代精神 2

「○○が××と△△する」の回は、時代精神が豊富だ。例えば、のび太が、「ドラえもんが、ママと、テーブルの上で、ゴーゴーをおどる」と書く場面がある。ゴーゴーは、今や死語になっている。同じページの上の電話機は、黒電話の、ダイヤル式だ。おそらく、現代人には使い方の分からない人もいるだろう。

「タイムふろしき」の回では、白黒テレビが壊れたのでカラーに買い換えようというセリフがある。また、全自動式の洗濯機が欲しいというセリフもある。

どうもマンガの描画をみると、のび太家の使っている洗濯機は、洗濯機は一層しかないように見える。つまり、脱水槽がないのだろう。自衛隊の隊舎には、二層式の洗濯機が現役で使われているが、さすがに一層式は、私が生まれる二十年ぐらい前の物なので、実物を見たことはない。

ところで、自衛隊もあれだけ人がいると、いまだに二層式を好む人間がひとりふたりいたりする。世の中面白い物だ。

漢字が書けるようになってきた

メモ帳を持ち歩くようになってから、特に努力はしていないが、漢字がすぐに出てくるようになってきた。以前は、簡単な漢字も思い出すことが出来なかったというのに。どうやら、物事は使わないとすぐに忘れるものらしい。

筋肉痛はだいぶマシになった。数日で消えるだろう。ただし、肩と肘の関節の痛みは、まだ時間がかかりそうだ。一週間はみなければ。

2009-09-08

帰宅

クタクタになりながら帰宅。疲れた。

何しろ、腕立てをやり過ぎたからだ。肩と腕が、これまでにないぐらい筋肉痛だ。肘が曲がらないし、腕を上に上げるのもつらい。ただ、厳しい方が緊張感があって、悪くないのだが。

さて、とりあえず、筋肉痛を治さなければ。

2009-09-03

先の時代精神 1

ドラえもんの一巻を読んでいたら、「ペコペコバッタ」の回で、ある悪徳警官が、「ベトナム戦争も、光化学スモッグも、物価の値上がりも、みんなぼくの責任です。」などと言っている。時代を感じる。

また、「○○が××と△△する」の回では、しずかちゃんが万年筆を使っている。しかも、吸引式である。インクが飛び出ることをオチにしているのだが、今の人には分からないだろう。

実際、万年筆を使っている私にも、実感できないのだ。昔の万年筆は、振ったらインクがドバドバでるようなものだったと聞いている。しかし、最近の万年筆は、作りが良くなっていて、よほどの衝撃が加わらない限り、インクが飛び出ることはない。しかも、ごく少量しか飛びでない。また、最近の万年筆は、カートリッジが主流で、インクを直接使いたければ、コンバーターを使うようになっている。モンブランやペリカンは、未だに吸引式の万年筆を扱っているのだろうか。私はプラチナ万年筆しか使っていないので、その辺は不勉強である。第一、日本の万年筆のシェアの第一位は、おそらくパイロットであろう。パイロットはカートリッジかコンバーターである。プラチナ万年筆は、コンバーターにはあまり力を入れていない。まずカートリッジ限定である。吸引式の万年筆など、本当に趣味の世界でしかない。そもそも、万年筆自体が趣味か。ボールペンより、よほど使いやすいと、個人的には思うのだが。

まあ、時代精神と言えば、のび太のパパの着流しとか、スチール机とか、他にも色々あるのだが。

続く、かもしれない。

2009-09-02

興味深い文化の違い

この動画の猫が可愛いのはもちろんだが、問題はそこではない。セミの音だ。

この動画の英語のコメントに、バックグラウンドで流れている音は何なんだという声が、ちらほらある。ある人は、鳥だろうと言っている。

セミの声で、我々日本人は、夏だと言うことを実感するわけだが、セミがいない所では、そんな文化が生まれるわけもない。日本のドラマや映画の翻訳の一環として、セミの声を消すという作業もあるらしい。というのも、日本人には、セミの声が入っていることで、夏真っ盛りを演出したいという意図がわかるのだが、セミのいない所に住む人にとっては、単なる意味不明のノイズでしかないからだ。

話には聞いていたが、実際にこのようなコメントを読むと、やはり実感というものが沸く。

2009-09-01

運動再開

昨日はさすがに運動を休んだ。明らかに疲れていたからだ。今日は、一応疲れは取れたが、念のため、軽めに運動しておくことにした。

4kmをいつもより5分以上遅く走り、腕立てと腹筋をした。

最近、またC++熱が上がってきている。しかしそうなると、自衛隊ではなく、C++の仕事に就きたい。しかしまた、果たして原理主義のC++プログラマにとって理想的な職場などあるのかという疑問も沸く。もうこの業界の求人の面接に行くのが疲れたのだ。正直な性格をしている私は、それ以外の明らかに間違った思い込みを看過するわけにはいかぬのだ。「C++にテンプレートなんて必要ないでしょ? 趣味でやれば? 仕事には使わないでね」、「関数なんて使わずにmainに全部書けば早いでしょ?」

論語、子罕第九に云う。

子貢曰、有美玉於斯、韞匵藏諸、求善賈而沽之哉。沽之哉、我待賈者也。

子貢曰く、ここに美玉あり、(ひつ)(おさ)めてこれを藏せんか、善賈を求めてこれを()らんか。これを()らん哉。我は賈を待つ者なり。

しかしまた、老子の云うように、むしろ、「被褐懐玉(かつをきてぎょくをいだく)」の方が、幸せなのではないか。

自分が褐を被ているのは間違いないが、懐いているのは果たして玉か。ただの木石にあらずや。

これはひどい

陸自14万人分の情報漏えい容疑 過去最大、1等陸尉を逮捕 - 47NEWS(よんななニュース)

陸上自衛隊の隊員ら約14万人分の個人情報を含むデータを記録したCD―ROMを持ち出し、外部の業者に提供したとして、陸自警務隊は31日、行政機関個人情報保護法違反の疑いで自衛隊鹿児島地方協力本部の1等陸尉徳永安成容疑者(46)を逮捕した。

個人情報は陸自のほぼ全隊員と家族の氏名や連絡先などで、自衛隊員の個人情報をめぐる漏えい事件としては過去最大規模とみられる。防衛秘密などは含まれていないという。

警務隊は情報提供の見返りに業者との間で金銭の授受などがなかったかも含め捜査している。

防衛省によると、7月中旬、「東京都内で陸自隊員の個人情報などが入ったCD―ROMを拾った」と匿名の連絡が同省にあり、調べたところ、徳永容疑者が浮かんだという。

同省によると、徳永容疑者は鹿児島地方協力本部の鹿児島募集案内所で隊員の募集業務などを担当しており、隊員の個人情報を扱っていたとみられる。

自衛隊鹿児島地方協力本部(鹿児島市)広報企画室の平石義和企画班長の話 機密情報は含まれておらず、外部の方の個人情報でもないため、社会的な影響は大きくないと考える。自衛隊組織ではなく個人による犯罪であり、記者会見は開かない。われわれは個人情報を守る立場にあり、容疑者の住所などはマスコミに公表できない。

「拾った」といういかにも不思議な発表は、違法捜査の言い訳だという噂もある。あくまで噂だ。ただ、陸自14万人といえば、陸上自衛官のほぼ全員にあたる。流出できる状態にあったというだけで、悲惨だ。

しかし、鹿児島の地本の一尉が、全国のほぼ全員分の陸自隊員の情報を得られる状況だったというのも、だいぶ危うい。

というより、こんなことが明るみに出ただけで恐ろしい。普通は、影響が大きすぎて、数十年は発表できないんじゃないかと思うのだが。たぶん、これ以上詳しいニュースは出ないだろうと思う。やはり、実害のないおとり捜査の類だったのだろうかと邪推してしまう。陰謀論が好きな人間ではないのだが。